『Metro Exodus』の開発環境が無料で配信。実際に使われたものと同等のシステムでMODや独自コンテンツを作成可能

『Metro Exodus』の開発環境が無料で配信。実際に使われたものと同等のシステムでMODや独自コンテンツを作成可能

2023.01.30
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 4A Gamesが『Metro Exodus』のフル開発キットを無料で公開
  • 実際の開発で使用されたものと同じ機能が使える
  • 非商用目的に限り利用可能。また、利用には『Metro Exodus 2019』または『Enhanced Edition』が必要

2023年1月25日、FPS『Metro』シリーズの開発で知られる4A Gamesは、『Exodus SDK』の無料公開を発表、配信しました。

『Exodus SDK』は、Metroシリーズ最新作である『Metro Exodus』の開発キットです。4A Engineが構築した『Metro Exodus』の開発エディターと同等なものとして、シーンエディター、AIナビゲーション、ビジュアルスクリプトなど、さまざまな機能を使えます。

これによりMODはもちろん、オリジナルのスタンドアロンコンテンツも制作可能です。

(画像は公式発表ページより引用)

記事執筆時点で『Exodus SDK』PC版のみに対応し、SteamGOGEpic Gamesストアにて配信されています。

公式ドキュメントも用意されており、導入用のチュートリアルやそれぞれの機能の詳細、ライセンス条項などが記載されています。

公式ドキュメントに書かれている通り、Steam版『Exodus SDK』はツールとして提供されている(画像はSteamクライアントのスクリーンショット)

4A Gamesによる公式発表EULAによると、このSDKは非商用目的に限り利用可能で、制作物はmod.ioにアップロードして共有できるとのことです。また、あらかじめ『Metro Exodus 2019』もしくは『Metro Exodus Enhanced Edition』がPCにインストールされている必要があることにご注意ください。

詳しくは、『Exodus SDK』発表ページまたは公式ドキュメントをご確認ください。

『Exodus SDK』発表ページ『Exodus SDK』公式ドキュメント

関連記事

常に“直近N秒”のゲーム映像を記録できる。オープンソースのUnity用ライブラリ「Instant Replay for Unity」、サイバーエージェントが公開
2025.05.23
16ボタン搭載のCORSAIR製ワイヤレスマウス「SCIMITAR ELITE WIRELESS SE」、5/30(金)に発売。親指部分に12ボタンを配置し、スライドで位置調整が可能
2025.05.23
北海道最大級のゲーム開発イベント「Sapporo Game Camp 2025」、10/17(金)~19(日)に開催決定。今年はゲームジャム参加人数が拡大予定
2025.05.23
任天堂、『マリオカート ワールド』開発陣へのインタビュー記事を公開。広大なひとつながりの世界を駆け巡る、新機軸の『マリオカート』誕生秘話を語る
2025.05.22
アニメ調3Dキャラモデルの顔を全方向からリアルに見せる技を『GUILTY GEAR Xrd』シリーズから学ぶ。アークシステムワークスが解説動画を公開
2025.05.22
「ZBrush Core/Core Mini」5月で新規提供を終了。新たな無料版ZBrushのリリースも予告される
2025.05.22

注目記事ランキング

2025.05.19 - 2025.05.26
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ワイヤーフレーム(Wire Frame)
ワイヤーフレーム
  1. 3Dモデルのエッジ情報のみを表示するレンダリング手法。ゲーム開発においては、3Dモデルやシーンのポリゴン構造を確認することに用いることが多い。
  2. UIやWebページなどのレイアウトを決めるための設計図。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!