ビューポート上でのライン描画に対応。リアルタイムで手描きのような線を高品質かつ高速に描画する『Pencil+ 4 Line for Blender』、ピー・ソフトハウスが発表

ビューポート上でのライン描画に対応。リアルタイムで手描きのような線を高品質かつ高速に描画する『Pencil+ 4 Line for Blender』、ピー・ソフトハウスが発表

2023.01.17
ニュースBlender
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • ピー・ソフトハウスが『Pencil+ 4 Line for Blender』を発表。2023年春にリリース予定
  • ビューポート上でのライン描画に対応。リアルタイムで手描きのような線を高品質かつ高速に描画
  • カラーが開発に協力している製品

ピー・ソフトハウスは、『Pencil+ 4 Line for Blender』を発表しました。

『Pencil+ 4 Line for Blender』用の特設サイトも公開。『Pencil+ 4 Line for Blender』が2023年春のリリースに向けて開発中であることや、製品の特徴などが掲載されています。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズなどの制作で知られるカラーが開発に協力しており、同社のCGI監督である鬼塚 大輔氏のコメントも公開されています。

『Pencil+ 4 Line for Blender』は、手描きのような線を高品質かつ高速に描画する、Blender用レンダリングプラグインです。ビューポートのリアルタイムなライン描画に対応し、調整や確認にかかる時間を省くことができます。

『Pencil+ 4 Line for Blender』の動作環境は以下の通り。

  • OS:Windows 10以降
  • ホストアプリケーション:Blender 3.0以降
  • CPU:x64 ベース プロセッサ

多様な表現を実現可能なノードエディターも多数用意されています。

入り抜きを描画(画像は特設サイトより引用)

オブジェクトの隠線を描画(画像は特設サイトより引用)

ユニークなライン描画を実現(画像は特設サイトより引用)

また、3ds Max/Maya/Unity間で設定を行き来できるブリッジ機能もリリース予定とのこと。

詳細は、『Pencil+ 4 Line for Blender』特設サイトをご確認ください。

『Pencil+ 4 Line for Blender』特設サイト

関連記事

「Blender 5.0」ベータ版がリリース。ジオメトリノードではボリュームを編集できる「Volume Grid」の追加や、ソケット形状の仕様刷新などが実施
2025.10.09
mocopi公式のBlenderプラグインが「v2.1.0」にアップデート。ボーンロールを設定したモデルなど、より広範なモデルをサポート
2025.09.08
Blenderがタブレットデバイスに対応へ。まずはiPad Pro版を開発中、将来的にAndroid端末などもサポート予定
2025.07.28
VTuber・VRChat向け3Dキャラモデリング解説書『Blender+Unityで作る、動かす! 3Dキャラクター制作実践ガイド』、マイナビ出版が7/24(木)に発売
2025.07.23
Blender Studioが無料ゲーム『DOGWALK』をリリース。Blender中心の思想で構築されたGodot連携ワークフロー
2025.07.14
「Blender 4.5 LTS」リリース候補版(Release Candidate)が提供開始。7/15に正式リリース予定
2025.07.11

注目記事ランキング

2025.10.09 - 2025.10.16
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

マーケットプレイス(Market Place)
マーケットプレイス
  1. インターネット上で売買を行う仕組みやウェブサイト自体を示す。
  2. Epic Games LauncherやアンリアルエンジンのWebサイトからアクセスできる、アンリアルエンジン用のオンラインストア。アセットやプラグインなどの販売・購入が可能。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!