料理嫌いの開発者が『俺の料理』をきっかけに料理ゲームを制作。『Cook, Serve, Delicious!』シリーズ開発者のインタビュー記事がGameMaker公式ブログで公開

2023.01.13
ニュース
この記事をシェア!
twitter facebook line B!
twitter facebook line B!

この記事の3行まとめ

  • 『Cook, Serve, Delicious!』シリーズ開発者へインタビューした記事がGameMaker公式ブログで公開
  • 料理シミュレーション開発のきっかけや、GameMakerを採用した理由などの質問に答える
  • 料理自体は嫌いだが、それは良いことでもあると開発者は語る

YoYo GamesはGameMaker公式ブログにて、レストラン経営シミュレーション『Cook, Serve, Delicious!』シリーズの開発者 David Galindo氏へインタビューした記事「COOK, SERVE, DELICIOUS: I HATE COOKING, BUT THAT’S A GOOD THING」を公開しました。

Cook, Serve, Delicious!』は、0つ星カフェから5つ星レストランへのキャリアアップを目指すレストラン経営シミュレーション。記事執筆時点では、同シリーズの4作目『Cook Serve Forever』が開発されています。

(画像はGameMakerブログより引用)

インタビューに応じたDavid Galindo氏は、インディーゲームスタジオ「Vertigo Gaming Inc.」の代表。記事中では、料理ゲーム開発のきっかけや、GameMakerを採用した理由などを語りました。

『Cook, Serve, Delicious!』ゲーム画面(画像はGameMakerブログより引用)

同氏が料理ゲームを作ろうと思ったきっかけは、PlayStation用ゲーム『俺の料理』にあるとのこと。『俺の料理』の核となる料理のコンセプトが気に入ってファンゲームを2本制作し、最終的に『Cook, Serve, Delicious!』が生まれたそうです。

ゲーム中の困難やフラストレーションの多くは、自身が何年もバリスタとして働いた経験から生まれています。

『Cook, Serve, Delicious! 2!!』ゲーム画面(画像はGameMakerブログより引用)

実は、David氏自身は料理をすることが嫌いなのだそう。

そのおかげで、もし自分がお偉いシェフだったら「チキンをスキレットに乗せた後に油を入れるなんて、絶対にダメだ」と言うような、ゲーム中の料理体験が完全に正しくない部分について、開発時に思い悩まずに済むそうです。そのため、氏は料理嫌いをむしろ良いことだと捉えています。

『Cook, Serve, Delicious! 3?!』ゲーム画面(画像はGameMakerブログより引用)

GameMakerを選んだ理由は?」という問いに対しては、「開発スピードが早いのが魅力です」と答えています。スケジュールを非常に圧縮でき、現在は年に1本を無理なくリリースしたいと思える段階まで来ているそうです。

その他、氏がゲームを作ろうと思ったきっかけやゲームデザインに対するアプローチ、インディーゲームスタジオを率いる上での困難などについても語られています。

詳細は、インタビュー記事をご確認ください。

COOK, SERVE, DELICIOUS: I HATE COOKING, BUT THAT’S A GOOD THING | GameMaker公式ブログ「Vertigo Gaming Inc.」公式サイト

関連記事

Unityのプロジェクトをインポートできるプラグインも無料公開。3DゲームやVRアプリの開発に向いた「UNIGINE Engine」、バージョン「2.18.1」がリリース
2024.04.25
最薄部5.4mm、重さ約490g。薄型・軽量設計でロープロファイルの75%メカニカルキーボード「Lofree Edge」、4/25(木)22時よりKickstarterで先行販売
2024.04.25
Unreal Engine 5.4がリリース。アニメーション関連の新機能「Modular Control Rig」の追加、「Motion Matching」の正式リリースなど
2024.04.24
【GDC 2024】Unity Technologies講演の日本語吹き替え動画、5/8(水)より順次公開予定。Unity Japan公式YouTubeチャンネルにて
2024.04.24
フォートナイトとUEFNがv29.30にアップデート。すでに公開した島をプレイできないようにする機能が導入される
2024.04.24
3D都市モデルのデータ形式を変換するツール「PLATEAU GIS Converter」、オープンソースで公開。CityGML形式のデータを3DTiles、MVTなどに変換可能
2024.04.24

注目記事ランキング

2024.04.18 - 2024.04.25
1
【2022年5月版】今から始めるフォートナイトの「クリエイティブ」モードープレイ開始から基本的な操作方法まで解説
2
『フォートナイト』で動く本格的なゲームが作れるツール「UEFN」とは?従来のクリエイティブモードから進化したポイントを一挙紹介!
3
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧
4
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.1「アイテム系」
5
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.5「島の設定」
6
【CHALLENGE1】「クリエイター ポータル」を使って、UEFNで作成した島を世界中に公開する
7
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.7「NPC系」Part1
8
フォートナイトとUEFNがv29.30にアップデート。すでに公開した島をプレイできないようにする機能が導入される
9
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.2「ユーティリティ系」
10
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.4「ゲームシステム系」
11
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.6「チーム・対戦系」Part1
12
フォートナイトとUEFNがv29.20にアップデート。見下ろし視点でもプレイヤーキャラクターの向きを操作できるようになった
13
UEFNで使えるプログラミング言語「Verse」のノウハウが集結。『UEFN.Tokyo 勉強会 03 Verse Night』レポート
14
まるで『マイクラ』?ボクセル地形を生み出す無料アセット「VoxelPlugin Free」で”地形を掘ったり積み重ねたり”して遊んでみよう
15
フルカラー書籍「UEFN(Unreal Editor For Fortnite)でゲームづくりを始めよう!」、ついに本日発売!全国書店で好評発売中!
16
【STEP2】UEFNの基本的な使い方を覚えよう
17
【CHALLENGE3】UEFNの機能「ランドスケープ」を使ってオリジナルの地形を作る
18
『フォートナイト』で建築ビジュアライゼーション!?UEFNでオリジナルの世界観をどう作り上げたか、その手法を解説【UNREAL FEST 2023 TOKYO】
19
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.9「建築物系」Part1
20
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.10「UI系」Part2
21
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.10「UI系」Part1
22
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.7「NPC系」Part2
23
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.3「プレイヤー系」
24
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.8「ゾーン系」
25
「UEFN」って実際どうなの? 編集部が3時間で「みんなで遊べるアクションゲーム(?)」を作ってみた
26
フォートナイトとUEFNがv26.30にアップデート。ロビー画面が一新され、クリエイターが島ごとにロビー背景を自由にカスタムできるように
27
【STEP4-1】コース外に出たらデスする仕組みを作る
28
【STEP4-2】リスポーンとチェックポイントの仕組みを作る
29
【CHALLENGE2-1】フレンドと一緒にゲームを作ろう――UEFNプロジェクトをチームメンバーとリアルタイムで共同編集する
30
Epic Games、200を超えるフォートナイトの島クリエイターが年間10万ドル以上の配当金を得られると発表。島の「プレイ時間」が影響
VIEW MORE

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

プラットフォーム(Platform)
プラットフォーム
  1. サービスやシステムを動作させるための共通基盤とその環境のこと。
  2. ゲームにおいては、特定のゲームハードやゲームを販売しているストアのことを示す。
VIEW MORE

Twitterで最新情報を
チェック!