Unity、テクニカルアーティスト向けの機能・ワークフローを解説した電子書籍を無料公開。登録不要でダウンロード可能

2022.10.20
ニュース公開資料まとめUnity
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この記事の3行まとめ

  • ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが『Unity for technical artists- Key toolsets and workflows』をブログ記事で紹介
  • テクニカルアーティストのための92ページにわたるPDF電子書籍ガイド。登録不要かつ無料ダウンロード可能
  • シェーダー、ライティングから2Dツールやデジタルヒューマンなどまで幅広く書かれ、他の資料へのリンクなども含まれる

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、電子書籍『Unity for technical artists- Key toolsets and workflows』をUnityブログで紹介しました。

Unity for technical artists- Key toolsets and workflows』はUnityのテクニカルアーティスト(以下、TA)向けの機能やワークフローなどの情報をまとめたPDF資料。登録不要かつ無料でダウンロード可能です。

画像はUnityブログから引用

資料は全92ページ。TAの幅広い専門性に対応するため、レンダーパイプライン、シェーダー、ライティングからワールド構築、プロファイリング、2Dツールセット、デジタルヒューマンまでTAに関する機能を網羅的に解説しています。

左はProBuilderで作成されたワールドのプロトタイプ。右はアーティストの手が入った最終的なビジュアル(画像はUnityブログから引用)

また、各項目内では電子書籍のUnityガイド、Unityのドキュメント、Unityブログの記事などへのリンクが含まれており、さらなる情報にもアクセスできます

デジタルヒューマン関連の解説では、『The Heretic』、『Enemies』などUnityの最新デモで使われている技術やワークフローが紹介されている(画像はUnityブログから引用)

なお、資料内のUnityのバージョンは「2020 LTS」がベースですが、長期サポート版の最新版である「2021 LTS」の機能も反映されています。

資料内で扱われているトピックは以下の通り。

  • イントロダクション
  • レンダーパイプライン
  • シェーダー
  • Unityにおけるライティング
  • ワールド構築
  • アニメーション
  • カットシーンとシネマティクス
  • ビジュアルエフェクト
  • Unityにおけるスクリプティング
  • プロファイリングとデバッグ
  • 2Dゲームの開発
  • Unityにおけるデジタルヒューマン
  • さらなるアートとデザインのツール類

資料の詳細は、Unityブログ『テクニカルアーティストのための Unity ツールセットとワークフローを網羅したガイドのご紹介』をご確認ください。

テクニカルアーティストのための Unity ツールセットとワークフローを網羅したガイドのご紹介『Unity for technical artists- Key toolsets and workflows』ダウンロードページ

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