『Wwise』の無償インディーライセンスについての解説記事が公開。プロジェクト予算25万米ドル未満ならサウンド無制限で利用可能

2022.09.28
ニュースサウンド
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この記事の3行まとめ

  • Audiokineticが予算規模25万米ドル以下のプロジェクトを対象としたWwiseの無償インディーライセンス解説記事を投稿
  • 無償提供のコンセプトやプロジェクト登録、承認、その後の流れなどが画像を交えて紹介されている
  • 無償インディーライセンスはアセット数の制限なく利用可能

オーディオミドルウェア『Wwise』で知られるAudiokineticはWwiseの無償インディーライセンスについての解説ブログ記事を公開しました。

WwiseAudiokineticが開発するインタラクティブサウンドミドルウェアです。インディーゲームからAAAタイトルまで、年間500件以上の作品がWwiseを利用してリリースされています。また、ゲーム業界以外にも自動車、アミューズメント業界など幅広い分野で活用されています。

2022年4月1日には無償インディーライセンスが発表され、予算規模25万ドル未満の商用プロジェクトであれば完全版アクセス可能・アセット数無制限で無償利用できるようになりました。

Wwise for Games | Free Indie License

今回公開された記事ではAudiokineticのライセンス担当であるマイク・ドラムルスミス氏がインディー開発者向けに無償提供されるまでの流れとコンセプトをWwiseの歴史を振り返りながら紹介。その後、Audiokineticウェブサイトでプロジェクトを登録する手順について画像も交えながら案内しています。

登録手続きではプロジェクトの趣旨や概要など予算規模などを確認する。入力内容に問題がなければ1~2営業日で承認されるとのこと(画像はWwiseの無償インディーライセンスについての解説ブログ記事からの引用)

記事後半ではインディーライセンス取得後の流れやライセンス延長に関してなども説明されています。なお、25万米ドル以上の制作規模となる場合はインディープランを利用できず、上位のプランを選択する必要があります。

Wwiseの無償インディーライセンスについての解説ブログ記事「フルプラットフォームアクセスとサウンド無制限のインディー開発者向け無償Wwise~提供目的と申し込み方法について」

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