この記事の3行まとめ
2022年06月23日(木)、CRI・ミドルウェアは『OPTPiX ImageStudio 8』の最新版「Ver.8.7」をリリースしたことを発表しました。『OPTPiX ImageStudio 8』は画像の軽量化からテクスチャー変換までをワンストップで実現する画像最適化ツールです。
画像処理作業の自動化・高速化の機能を搭載しているほか、画像を高精細に拡大する超解像エンジンも搭載しています。最新版「Ver.8.7」では、主に旧ハード向けタイトルのリメイクやHDリマスター作業効率を大幅に向上させる機能が追加されました。
本日、OPTPiX ImageStudio 8 Ver.8.6.1がリリースされました🙇♂️
何卒よろしくお願いいたします🙇♂️このスレッドとツイートから、今回追加された機能などをお知らせしてまいります。https://t.co/mHW0WliAkG pic.twitter.com/7jMUAevcM9
— OPTPiX ImageStudio【公式】 (@OPTPiX_IS) June 23, 2022
今回のリリースでの更新点は以下の通りです。
高精細なHD化画像を自動生成する「リマスター超解像」の強化
「リマスター超解像」(旧名称:テクスチャー超解像)は、機械学習を用いて「縮小前の状態を推測しながら画像を拡大」する機能です。この機能により、高精細なHD化画像を自動で生成できるようになり、画像制作にかかる時間を大幅に短縮することができます。
「Ver.8.7」では、「リマスター超解像」においてオープンソースの超解像エンジン「RealESRGAN」に拡大率変更やアルファチャンネル対応などの拡張を施したものが「Clear RealESRGAN」として新たに追加されるとのことです。
劣化画像を自動的に復元する機能「画質復元」の強化
「画質復元 」(旧名称「ノイズ除去」)はOPTPiX独自の強力なノイズ除去エンジンを搭載しており、劣化した画像素材などを自動的に復元することが可能です。「画質復元 」の使用エンジンに「Clear RealESRGAN」が追加されたことで、作業時間の大幅な短縮とクオリティの向上が見込まれます。
旧ハード向け画像ファイル形式の読み込みが可能に
旧ハード向けタイトル開発専用形式の画像ファイルを『OPTPiX ImageStudio 8』で読み込むことができるようになりました。
インデックスカラー関連の重要機能である「パレット編集」「ドット編集」機能を搭載
インデックスカラー関連の重要機能である「パレット編集」や「ドット編集」機能も追加されます。パレット順序・色の変更やドット修正などを『OPTPiX ImageStudio 8』上で手軽に作業することができます。
『OPTPiX ImageStudio 8』の最新版「Ver.8.7」についての詳細情報は、OPTPiX Labs Blogの公式記事ページをご覧ください。無料トライアルも実施中です。
OPTPiX Labs Blog 公式記事ページOPTPiX ImageStudio 8 公式サイトOPTPiX ImageStudio 8 Version 8.7.0 リリースノート