この記事の3行まとめ
- コロプラ、画像をAI学習などから保護するモバイルアプリ「COLOPL Contents Protector」を無料でリリース
- 暗号化した画像をSNSに投稿し、アプリを介して復号することで閲覧できるという仕組み
- 画像はサーバーに保存されず、AI学習などにも利用されない
コロプラは2026年3月24日(火)、SNSに投稿する画像を暗号化することでAI学習などから保護するモバイルアプリ「COLOPL Contents Protector」を無料でリリースしました。
発表時点における対応環境は、Android 12以降およびiOS/iPadOS 15.1以降です。
(画像はニュースリリースより引用)
「COLOPL Contents Protector」は、イラストや写真などの作品をSNS上で公開する際に、画像データを圧縮してぼかし加工を施すことで、生成AIによる無断学習や不正な二次利用などを抑制できるアプリ。
暗号化した画像は、ダウンロードしたのちにアプリ上で復号することで、本来の状態(※)に戻して閲覧できます。
※ 一度圧縮する都合上、厳密な意味でオリジナルの品質を再現することはできないが、視認する上ではほとんど劣化が感じられないとしている
デフォルトでは全てのユーザーが画像を復号できますが、解除キーを発行して一部ユーザーにのみ復号権限を与えることも可能。
また、復号後の画像は元データの所持者でなければダウンロードできず、スクリーンショットや録画による間接的な保存も不可能な仕様となっています。
暗号化前/後の画像データはサーバーに保存されず、ユーザーのローカル環境でのみ取り扱われます。アプリ側が画像を収集してAI学習などに利用することもありません。
「COLOPL Contents Protector」で画像を暗号化し、ユーザーがそれを複合・閲覧する流れ(画像はニュースリリースより引用)
本アプリが実現するAI学習の抑止効果について、同社は「暗号化による学習データとしての品質低下」および「不正に復号した画像を閲覧・利用することの違法性(※)」という、技術的・法的な観点から作品を保護すると説明しています。
※ 著作権法および不正競争防止法を論拠に、不正な復号による画像の閲覧・利用行為を「技術的保護手段などの回避」とみなして違法性を指摘できるとしている
アプリをリリースするに至った背景として同社は、「生成AIを活用した業務の効率化や生成AIを組み込んだゲーム開発にも取り組んできた企業として、その利便性だけでなく、生成AIの普及に伴って生じる社会的な課題にも、責任をもって向き合う必要があると考えた」と述べています。
詳細はニュースリリースやアプリの特設サイトをご確認ください。
「COLOPL Contents Protector」ニュースリリース|コロプラ公式サイト「COLOPL Contents Protector」特設サイト