この記事の3行まとめ
- Unityにおける各種料金プランの内容改定が発表
- 2026年1月12日(太平洋標準時)より、Unity Pro/Enterpriseの価格が約5%値上げされる
- Unity 6.3 LTS以降は「Havok Physics for Unity」の正式サポートが廃止されるなどの変更も行われる
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは2025年11月11日(火)、Unityにおける各種料金プランの内容が改定されることを発表しました。
2026年1月12日 (太平洋標準時) に予定されている Unity Pro および Unity Enterprise の価格およびパッケージの変更について
▼詳細はこちらhttps://t.co/Vankl9uvai
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) November 11, 2025
2026年1月12日 (太平洋標準時) に予定されている Unity Pro および Unity Enterprise の価格およびパッケージの変更について
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— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) November 11, 2025
Unity Pro/Enterpriseが5%値上げ
2026年1月12日(太平洋標準時)より、Unity有償プランのうち「Pro/Enterprise」の価格が約5%値上げとなります。
Proプランにおける1シートあたりの年間料金は、改定前が326,700(税込)だったところ、改定後は343,200円(税込)に値上げ。Unity Enterpriseは従来通り、開発規模などに応じた独自の料金設定を利用できます。
「Unity DevOps」の無料枠が拡大
Unity Cloudに含まれるサービス「Unity DevOps」として提供されている「Unity Version Control」および「Unity Build Automation」について、Unityの全プランにおいて無料利用枠が拡大されます。
従来5GBだった無料ストレージ枠が25GBに拡張。また「Unity Version Control」をクラウド経由で利用する際、シート単位の利用料が無料となるほか、「Unity Build Automation」でのMac向けビルドが100分まで無料になるなどの変更が行われます。
いずれも2026年の第1四半期末までに適用される見込みとのこと。
Unity 6.3より「Havok Physics for Unity」正式サポートが終了
従来、Unityの有償プラン「Pro/Enterprise/Industry」では、物理エンジンミドルウェア「Havok Physics」のUnity用プラグイン「Havok Physics for Unity」が正式版パッケージとして提供されていました。
「Unity 6.3 LTS」以降のバージョンでは、いずれのプランにおいても「Havok Physics for Unity」のサポートが終了します。
なお「Unity 2022 LTS」および「Unity 6.0 LTS」では、LTS期間中はUnity公式によるサポートが継続されます。
詳細は、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンのニュースリリースやUnity Technologies公式サイトをご確認ください。
「Unity Pro および Unity Enterprise の価格およびパッケージの変更について」ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式サイト「Unity サブスクリプションプランと価格に関する変更」Unity Technologies公式サイト