この記事の3行まとめ
- ソニー、「mocopi Receiver Plugin for Blender v2.1.0」をリリース
- mocopiのモーションデータをBlenderにリアルタイム送信できるプラグイン
- ボーンロールが設定されたモデルなど、より広範なモデルをサポート
ソニーは2025年9月5日(金)、「mocopi(モコピ)」におけるBlender用プラグイン「mocopi Receiver Plugin for Blender」の「v2.1.0」をリリースしました。
プラグインはmocopiのデベロッパーサイトより無料でダウンロードできます。
mocopi Blender Plugin – v2.1.0 リリース🎉
■更新内容🧐
・モーション記録中の移動&回転に対応
・手首の回転方向を修正
・ボーンにロールが設定されているアバターに対応(Mixamo等)
・一部アバターの読み込み不具合を解消
色々なアバターで使えるようになりました☺️https://t.co/QZDT5axg5v pic.twitter.com/IIIuDzhiqK
— Sony | RAYNOSちゃん (@raynosbySony) September 5, 2025
mocopi Blender Plugin – v2.1.0 リリース🎉
■更新内容🧐
・モーション記録中の移動&回転に対応
・手首の回転方向を修正
・ボーンにロールが設定されているアバターに対応(Mixamo等)
・一部アバターの読み込み不具合を解消
色々なアバターで使えるようになりました☺️https://t.co/QZDT5axg5v pic.twitter.com/IIIuDzhiqK
— Sony | RAYNOSちゃん (@raynosbySony) September 5, 2025
mocopiは、6個の小型・軽量なトラッキングセンサーと専用のAndroid/iOS向けアプリ「mocopi」で構成された、モバイルモーションキャプチャーシステムです。
「mocopi Receiver Plugin for Blender」は、mocopiで作成したモーションデータをBlenderにUDP送信し、リアルタイムに3Dキャラクターモデルへ反映できるプラグイン。モーションデータをBlender内で保存し、異なるモデルに適用することも可能です。
2025年6月には「v2.0.0」へのアップデートが行われており、mocopiで用いられるスケルトン構造とは異なるタイプのモデルに対してモーションを適用できる機能が追加されています。
「mocopi Receiver Plugin for Blender」ver2.0.0より追加された新機能の解説動画
このたび、プラグインは「v2.1.0」にアップデート。ボーンロールが設定されたモデルに対応したほか、モーション記録中の移動・回転が可能となりました。
そのほか、一部モデルにおける読み込み時の不具合が修正されるなど、より幅広いモデルに対応するための更新が施されています。
(画像は「mocopi」公式キャラクター RAYNOSちゃんの公式Xより引用)
プラグインの詳細はデベロッパーサイトや公式ドキュメントを、mocopiに関する情報はmocopi公式サイトをご確認ください。
「mocopi Receiver Plugin for Blender」公式ドキュメント「mocopi」SDK・プラグインダウンロードページ「mocopi」公式サイト