海外の主要ゲームイベントと連携するSteam特設ページ「MADE IN JAPAN COLLECTION」、参加者を募集。参加費は無料

海外の主要ゲームイベントと連携するSteam特設ページ「MADE IN JAPAN COLLECTION」、参加者を募集。参加費は無料

2025.07.02
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • ジェトロ、2025年度のSteam日本特集ページ「MADE IN JAPAN COLLECTION」の参加者を募集
  • Steamページ公開だけでなく、来場者向け試遊提供・Steam上での一括セールなども実施される予定
  • 企業だけでなく個人でも参加可能

JETRO(ジェトロ:日本貿易振興機構)は、2025年度のSteam日本特集ページ「MADE IN JAPAN COLLECTION」を作成し、海外ゲームイベントと連携したプロモーションへの参加する方を募集しています。

プロモーション実施期間は、2025年8月20日から2026年3月31日まで。参加費は無料です。

(画像はジェトロ公式サイトより引用)

ジェトロは、日本のゲーム関連事業者の海外展開を支援するため、Steamの地域プロモーション機能を活用した日本作品の特集ページ「MADE IN JAPAN COLLECTION」を展開しています。

たとえば前年度の施策としては、「Game Developers Conference 2025(GDC 2025)」と連携してSteamページを公開していた(画像はジェトロの発表より引用)

本事業は、海外で開催される主要な国際ゲームイベントとの連携を検討しています。記事執筆時点において、連携が検討されているイベントは以下の5つです。

  • gamescom 2025(ドイツ・ケルン:2025年8月20日~8月24日)
  • Comic Con Africa(南アフリカ・ヨハネスブルグ:2025年8月28日~8月31日)
  • Brasil Game Show 2025(ブラジル・サンパウロ:2025年10月9日~10月12日)
  • Thailand Game Show 2025(タイ・バンコク:2025年10月16日〜10月19日)
  • GDC 2026(アメリカ・サンフランシスコ:2026年3月9日〜3月13日)

プロモーション内容は各ゲームイベントによって異なりますが、ゲームイベントでのページの広報・来場者向け試遊提供・Steam上での一括セールといったことを実施する予定。

対象となるゲーム作品は、Steamでストアページが公開されている日本のゲーム作品で、リリース済みかどうかは問いません。

参加定員は50社ほどで、一部のプロモーションでは参加者多数の場合、中堅・中小企業が優先されます。

参加費は無料ですが、ジェトロが出展する海外ゲームイベントへの参加や渡航に関する補助、セール期間中の割引への補助はありません。

主な申し込み資格は次の通り。

  • 日本のゲーム作品の海外販売に関する権利を有しており、その海外展開に対し意欲を持つ企業等であること
  • ジェトロが運営するSteam日本特集ページに掲載可能なゲーム作品を有すること
  • 海外バイヤーから引き合いや問い合わせがあった際、ビジネス英語での対応が可能な海外展開の責任者など、意思決定権を有する者が対応できること
  • 次年度以降のより効果的な運用に向けて、ジェトロが行うアンケートに、事業実施期間中におけるSteam上でのアクセスおよび売上等に関するデータ、海外展開に繋がる商談成約およびその見込みを報告し、事業評価・成果普及に協力できること

ジェトロの担当者に話をうかがったところ、英語に関してはテキストベースでのやり取りで問題なく、商談も行う際は無料の通訳手配も可能な無料サービス「Japan Street」の活用も推奨していました。

また、申し込み・参加資格を満たしていれば企業ではなく個人での応募も可能、と回答いただきました。

『Japan Streetへようこそ』

申し込みの締切は2026年2月28日(土)17時ですが、より多くのイベントでプロモーションの機会を得るには、なるべく早期の申し込みが推奨されています。

申し込みの詳細などは、今回の発表をご確認ください。

2025年度Steam日本特集ページ:MADE IN JAPAN COLLECTION
関連記事
インディーゲーム開発者が「JETRO」の力を借りて「GDC 2025」に出展。出展の経緯・成果や会場の様子などをレポート!
2025.06.02

関連記事

インディーゲーム紹介番組「INDIE Live Expo 2025.11.29」番組内容が発表。『配信少女ノ裏垢迷宮』『Core Keeper』など100タイトル以上が紹介される
2025.11.21
経産省&VIPO、ゲーム事業などの補助金制度「JLOX+」2部門で第2回公募受付を開始。締切は12/5(金)17時
2025.11.21
「Substance 3D Painter」テクスチャ制作の解説書、ボーンデジタルが11/22(土)に発売。『FF7EC』に携わる3DCG制作会社「CafeGroup」が知見を発信
2025.11.21
集英社「ゲームクリエイターズCAMP」のチームアップ支援サービス「CAMP TEAM-UP PRO」、第2期の参加者募集がスタート。申込は2026年1月18日(日)まで
2025.11.20
「Blender 5.0」正式リリース。ジオメトリノードベースのモディファイアが追加されたほか、UV選択機能などが大幅刷新
2025.11.20
全国30社のゲーム会社が一斉選考!3DCGデザイナー向け求人イベント「経験者版 ゲームクリエイターズドラフト」応募は12/19(金)まで
2025.11.20 [PR]

注目記事ランキング

2025.11.15 - 2025.11.22
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

被写界深度(DOF)
ヒシャカイシンド
  1. Depth of Field(DOF)とも呼ばれる。カメラの焦点(ピント)があっているように見える範囲のこと。
  2. 3DCGにおいて、1をシミュレーションするエフェクト。注目させたい部分に焦点を合わせ、それ以外の部分をぼかすことができる。ゲームの開発現場においては、ボケ自体のことを示すことが多い。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!