この記事の3行まとめ
- YouTubeチャンネル「Game Maker’s Toolkit」にて、Steam Nextフェスでデモを出す際の心構えなどを紹介する動画が公開
- 同チャンネル運営者のMark Brown氏が、6月のSteam Nextフェスに参加した経験をもとに知見を語る
- 製品版に関心を持ってもらうための工夫や、ユーザーから届くフィードバックを効率的に管理する手法などを紹介
ゲームデザインの知見などを紹介するYouTubeチャンネル「Game Maker’s Toolkit」にて2025年6月10日(現地時間)、『How I got my demo ready for Steam Next Fest』と題した動画が公開されました。
動画では、「Steam Nextフェス」で自作ゲームのデモを公開するにあたり心掛けるべき7つのポイントを紹介しています。
『How to make a great Steam Next Fest demo』
「Steam Nextフェス」は、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて開催されるイベント。
新作ゲームのデモ(体験版)がイベント特設ページで1週間にわたり紹介されるほか、開発者とチャットを介した交流やライブストリーミングの視聴も可能です。
2025年6月9日~16日(現地時間)には「Steam Next Fest:June 2025 Edition」が開催。次回は10月13日~20日(現地時間)に「Steam Next Fest: October 2025 Edition」の開催が告知されています。
(画像はSteamworksドキュメントより引用)
このたび、ゲーム開発者としても活動するMark Brown氏が運営するYouTubeチャンネル「Game Maker’s Toolkit」にて、「Steam Nextフェス」に参加する上でのアドバイスや注意点などを紹介する動画が公開。
Mark Brown氏が自作ゲーム『Word Play』のデモを「Steam Nextフェス」でリリースした事例をもとに、同氏が実施した施策やその効果、イベントに対する心構えなどを語っています。
『Word Play』は、タイルを並べてより長い単語を作り高得点を狙うゲーム(画像はSteamストアページより引用)
同氏は「Steam Nextフェス」の約2週間前にデモを公開し、イベント開始前に約25,000件のウィッシュリスト登録を獲得。またフィーバックを受けて早期にデモの改良・バグ修正を実施できたと述べています。
また、デモに強い興味関心を持ってもらうための特典やゲームの難易度調整などに関する見解や、製品版への期待感を生み出すために導入するべき要素などについても取り上げています。
そのほか、複数のSNSなどから届くフィードバックを集約的に管理する手法や、デモに製品版のデータを含めることで情報流出の危険性があるといった知見も紹介しています。
詳細はYouTube動画をご確認ください。
「How I got my demo ready for Steam Next Fest」 YouTube