この記事の3行まとめ
- Google、「Android 16」を2025年6月11日(現地時間)にリリース
- 「Google Pixel」シリーズに対して先行公開。今後ほかの機種にも順次適用予定
- 撮影時に色温度を調整する機能や、より高品質なハプティクスAPIの追加など多数のアップデートが実施された
Googleは2025年6月11日(現地時間)、「Android 16」を正式にリリースしたと発表しました。
✨New updates.✨ Find out what’s coming in Android 16. Learn more: https://t.co/hVtgGtRjoH
— Android (@Android) June 10, 2025
✨New updates.✨ Find out what’s coming in Android 16. Learn more: https://t.co/hVtgGtRjoH
— Android (@Android) June 10, 2025
同社は2024年11月より「Android 16」の開発者向けプレビュー版を、2025年1月よりベータ版を提供していました。
このたび正式リリースされた「Android 16」は「Google Pixel」シリーズに対して先行公開されており、今後ほかのスマートフォンにも順次適用を予定しています。
「Android 16」では新たなデザインシステム「Material 3 Expressive」が導入。また通知機能のアップデートや、LE Audio(※)対応の補聴器を使用する際にスマートフォン側のマイクで通話可能になるなど、アクセシビリティ向上につながる多数の機能が提供されます。
※ Bluetoothの国際的な普及・標準化を目的とする業界団「Bluetooth SIG」が2020年に発表した、Bluetoothの最新規格
カメラに関しては色温度の調整機能や自動露出、HDR画像の補正機能などが実装。そのほか、より高品質なハプティクスAPIの追加や、進捗状況に関する通知の強化などが行われています。
各機能の追加・変更点についてはAndroidのDeveloperサイト上でまとめられています。
プログレスバーを表示する通知などが優先的に表示される変更が施されている(画像はAndroidのDeveloperサイトより引用)
例年Androidのメジャーリリースは第3四半期頃に行われてきましたが、「Android 16」は例年より数か月間前倒しである第2四半期のリリースとなりました。今後は2025年第4四半期にマイナーリリースの実施を予定しています。
「Android 16」の詳細は、Google Japan BlogやAndroidのDeveloperサイトをご確認ください。
「Android 16 が登場」 Google Japan Blog「Android 16」Android Developerサイト