この記事の3行まとめ
- 「State of Unreal 2025」内のフォートナイト クリエイター向けの発表をまとめた記事が公開
- Verseコード作成をサポートするAIツールがベータ版としてリリース
- 「Scene Graph」のベータ版リリースは2025年6月7日に行われる
Epic Gamesは2025年6月3日(火)、アンリアルエンジンのロードマップを発表するイベント「State of Unreal 2025」内のフォートナイト クリエイター向けの発表をまとめた記事を公開しました。
『State of Unreal 2025 Official 4K Livestream I Unreal Fest Orlando』
AIツール「Epic Developer Assistant」の発表
Epic Developer Communityで、AIツール「Epic Developer Assistant」がベータ版として利用可能になりました。同ツールはUEFNプロジェクト向けのVerseコード作成をサポートし、質問への回答、ワークフローの案内、コードスニペットなどを提供します。
(画像は「Epic Developer Assistant」のスクリーンショットを撮ったもの)
ダース・ベイダーのNPCに搭載されている対話型AIがUEFNで利用可能に
シーズン「ギャラクティック・バトル」のフォートナイト バトル ロイヤル(ギャラクティック・バトル)にて、対話型AIを搭載したダース・ベイダーのNPCが登場しました。
この経験を生かし、年内後半にはAI搭載NPCを作成する「Personaの仕掛け」がUnreal Editor For Fortnite(以下、UEFN)でリリースされる予定です。この仕掛けでは、NPCの声のタイプや話し方、特徴を選択できるようになります。
(画像はEpic Gamesの記事より引用)
UEFNの機能「Scene Graph」「General Physics」がベータ版でリリース
2025年6月7日、オブジェクト構成システム「Scene Graph」がベータ版としてリリースされます。この機能は島の中のあらゆるオブジェクトを「エンティティ」として扱い、「コンポーネント」でその見た目や挙動、データを制御できます。
また、物理シミュレーション機能「General Physics」のベータ版は、2025年第3四半期に登場予定です。
クリエイター向けデータAPIの拡張とディスカバリーの透明化
6月9日から「フォートナイト データ API」のデータセットが拡張。すべてのプレイヤーがプレイした合計分数、ピーク時の同時接続プレイヤー数、1日経過後や1週間経過後のリテンションといったインサイトデータを、クリエイター制作の島も閲覧できるようになります。
あわせて、ディスカバリーの動作や技術的な詳細は「ディスカバリーの技術ドキュメント」にて掲載しています。
そのほかにも、『イカゲーム』『アバター 伝説の少年アン』『スター・ウォーズ』のIPがUEFNに登場することなどもアナウンスされました。
(画像はEpic Gamesの記事より引用)
詳細は、Epic Gamesの記事をご確認ください。
フォートナイト クリエイター向け State of Unreal 2025 ハイライト