UEでLive2Dモデルを使用できるSDK「Cubism 5 SDK for Unreal Engine」beta版がリリース。レンダーターゲットにモデルを描画する機能の追加も

UEでLive2Dモデルを使用できるSDK「Cubism 5 SDK for Unreal Engine」beta版がリリース。レンダーターゲットにモデルを描画する機能の追加も

2025.06.02
ニュースアニメーションアンリアルエンジン
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この記事の3行まとめ

  • アンリアルエンジンでLive2Dモデルを使用できるSDK「Cubism 5 SDK for Unreal Engine R1 beta 1」がリリース
  • alpha版からの更新に伴い、モデルをレンダーターゲット上に描画する機能などが追加されている
  • 発表時点ではUnreal Engine 5.3~5.5に対応。なお、正式版は2025年のリリースを目処に開発中

Live2Dは2025年5月29日(木)、アンリアルエンジンでLive2Dモデル(※)を使用できるSKDCubism 5 SDK for Unreal Engineについて、最新版「R1 beta 1」をリリースしました。
※ 「Live2D」は、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える映像技術

Cubism SDK for Unreal Engine」は、同社が提供する2Dモデリング・アニメーション作成ソフトウェア「Live2D Cubism Editor」で作成したLive2Dモデルを、アンリアルエンジンで使用可能とするSDK。

従来alpha版として提供されていましたが、このたび同ツールのbeta版である「Cubism 5 SDK for Unreal Engine R1 beta1」がリリースされました。

発表時点、同ツールはUnreal Engine 5.3~5.5に対応しています。

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beta版への更新に伴い、Live2Dモデルをレンダーターゲット上に描画する機能といったalpha版では未搭載の機能が追加されたほか、描画処理の最適化など各種アップデートが施されています。

(画像はプレスリリースより引用)

「Cubism 5 SDK for Unreal Engine R1 beta1」は製品公式サイトよりダウンロード可能。またツールの公式マニュアルも用意されています。

なお、ツールの正式版は2025年のリリースを目処に開発中とのこと。

詳細はプレスリリース製品公式サイトをご確認ください。

プレスリリース「Live2D Cubism SDK for Unreal Engine」ダウンロードページ|「Live2D Cubism」製品公式サイト

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