UEでLive2Dモデルを使用できるSDK「Cubism 5 SDK for Unreal Engine」beta版がリリース。レンダーターゲットにモデルを描画する機能の追加も

UEでLive2Dモデルを使用できるSDK「Cubism 5 SDK for Unreal Engine」beta版がリリース。レンダーターゲットにモデルを描画する機能の追加も

2025.06.02
ニュースアニメーションアンリアルエンジン
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • アンリアルエンジンでLive2Dモデルを使用できるSDK「Cubism 5 SDK for Unreal Engine R1 beta 1」がリリース
  • alpha版からの更新に伴い、モデルをレンダーターゲット上に描画する機能などが追加されている
  • 発表時点ではUnreal Engine 5.3~5.5に対応。なお、正式版は2025年のリリースを目処に開発中

Live2Dは2025年5月29日(木)、アンリアルエンジンでLive2Dモデル(※)を使用できるSKDCubism 5 SDK for Unreal Engineについて、最新版「R1 beta 1」をリリースしました。
※ 「Live2D」は、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える映像技術

Cubism SDK for Unreal Engine」は、同社が提供する2Dモデリング・アニメーション作成ソフトウェア「Live2D Cubism Editor」で作成したLive2Dモデルを、アンリアルエンジンで使用可能とするSDK。

従来alpha版として提供されていましたが、このたび同ツールのbeta版である「Cubism 5 SDK for Unreal Engine R1 beta1」がリリースされました。

発表時点、同ツールはUnreal Engine 5.3~5.5に対応しています。

関連記事
Live2D、「Cubism 5 SDK for Unreal Engine R1 alpha 1」をリリース。アンリアルエンジン上でLive2Dアプリ版と同じワークフローで制作できる
2024.09.09

beta版への更新に伴い、Live2Dモデルをレンダーターゲット上に描画する機能といったalpha版では未搭載の機能が追加されたほか、描画処理の最適化など各種アップデートが施されています。

(画像はプレスリリースより引用)

「Cubism 5 SDK for Unreal Engine R1 beta1」は製品公式サイトよりダウンロード可能。またツールの公式マニュアルも用意されています。

なお、ツールの正式版は2025年のリリースを目処に開発中とのこと。

詳細はプレスリリース製品公式サイトをご確認ください。

プレスリリース「Live2D Cubism SDK for Unreal Engine」ダウンロードページ|「Live2D Cubism」製品公式サイト

関連記事

「State of Unreal 2025」フォートナイト クリエイター向けの発表まとめ
2025.06.04
「MetaHuman」正式リリース。MayaやHoudiniなどあらゆるツールで利用できるようライセンス形態が変更
2025.06.04
UE5.6の新機能を紹介するチュートリアル記事、Epic Gamesが公開。文字列内のユーザー名などを置換できる「Naming Tokens」など3つの機能を解説
2025.06.04
Unreal Engine 5.6リリース!「次世代ハードウェアで60fpsを維持できるオープンワールドの構築」を目標に作られたバージョン
2025.06.04
Unreal Engine 5.6でテンプレートプロジェクトが大幅刷新!「ホラー」や「シューター」などのバリエーションが選択可能に
2025.06.03
NVIDIA、直近でアップデートしたAI関連技術のまとめを公開。UE公式の大型イベント「Unreal Fest Orlando 2025」にあわせて
2025.06.03

注目記事ランキング

2025.05.28 - 2025.06.04
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
ローパスフィルター
  1. 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
  2. ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!