この記事の3行まとめ
- 翔泳社、書籍『なっとく!アルゴリズム 第2版』を発売
- 人探しやバスの乗り継ぎなど、身近な例でアルゴリズムを平易に解説している
- 第2版では木構造の解説が増補された
翔泳社は2025年5月20日(火)、プログラミングに不可欠なアルゴリズムについて、初学者が学べるよう解説した書籍『なっとく!アルゴリズム 第2版』を発売しました。
総ページ数は352ページ、価格は3,168円(税込)。
(画像はAmazon.co.jpより引用)
『なっとく!アルゴリズム 第2版』は、『Grokking Algorithms, Second Edition』の邦訳版。理屈や数式の説明が多くなりがちなアルゴリズムの学習を、人探しやバスの乗り継ぎなどの身近な例を挙げ、その仕組みを平易に解説。本書を通じて、応用範囲の広い重要なアルゴリズムの数々を理解できるとしています。
(画像はAmazon.co.jpより引用)
なお、第2版である本書は、アルゴリズムと密接な関係にあるデータ構造の一つ「木構造」の解説が増補されています。
本書の構成は以下の通り。
- 第1章 あれもこれもアルゴリズム
- 第2章 並べたり差し込んだり選んだり:ソート
- 第3章 同じ手順で何度でも:再帰
- 第4章 ちっちゃくしてから考えよう:クイックソート
- 第5章 関連付けると話も早い:ハッシュテーブル
- 第6章 グラフを作れば見えてくる:幅優先探索
- 第7章 たどれば見つかる:木構造
- 第8章 ぐらぐらしちゃだめ:平衡木
- 第9章 本からピアノへ物々交換大作戦:ダイクストラ法
- 第10章 問題は続くよどこまでも:貪欲法
- 第11章 ドロボーは計画的に:動的計画法
- 第12章 分類したら予測して:k近傍法
- 第13章 この先にはなにがあるの?
- 付録A AVL 木のパフォーマンス
- 付録B NP困難問題
- 付録C 答え合わせ
『なっとく!アルゴリズム 第2版』の詳細は、書籍紹介ページをご確認ください。
『なっとく!アルゴリズム 第2版』書籍紹介ページ