「粘土のような質感」をもたらすマテリアルの表現手法を紹介。Unity製タワーディフェンスにおけるビジュアルスタイルを解説する記事がUnity公式ブログで公開

「粘土のような質感」をもたらすマテリアルの表現手法を紹介。Unity製タワーディフェンスにおけるビジュアルスタイルを解説する記事がUnity公式ブログで公開

2025.04.29
ニュースUnityテクスチャマテリアルライティング技術ブログ
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • タワーディフェンスゲーム『Tempest Tower』における敵キャラクターの質感表現を解説する記事がUnity公式ブログで公開
  • ランプテクスチャを使用し、影の落ち方を制御している
  • 疑似的なサブサーフェススキャッタリングやリムライト表現も用いている

Unity Technologiesは2025年4月21日(現地時間)、「Half Past Yellow on the gentle art of making enemies for Tempest Tower」と題した記事をUnity公式ブログにて公開しました。

同記事では、タワーディフェンスゲーム『Tempest Tower』における敵キャラクターのビジュアル制作における有機的な質感を演出する技法について解説しています。

『Tempest Tower』は砲台や罠などの防衛設備を設置して敵「クリーパー」の侵攻を防ぐタワーディフェンスゲーム。プレイヤーキャラクターが直接戦闘に参加できるアクション要素も備えています。

『Tempest Tower』ローンチトレーラー

このたび公開された記事は、同作を開発するスタジオ「Half Past Yellow」が寄稿したものです。記事によると、同作のファンは敵キャラクターのビジュアルスタイルを「新鮮(crisp)」かつ「粘土のような(clayish)」見た目と形容しているとのこと。

敵キャラクターの質感を表現するため、同作では一般的なライティング処理に加え、ランプテクスチャ(※)を使用して影の落ち方を制御しています。
※ グラデーションを表すテクスチャ。テクスチャの端と他方の端が入力値の下限と上限に対応している。光源と表面の角度といった入力と影の色を対応づけるなどの用途がある

加えて、自己発光を専用のテクスチャで制御することによる疑似的なサブサーフェススキャッタリング(※1)や、MatCap(※2)によるリムライト表現がマテリアルに適用されています。
※1 光をある程度通す物体の表面に現れる散乱光をシミュレーションする技術
※2 Material Captureの略。マテリアルの見え方をキャプチャしたテクスチャで、オブジェクトの法線に基づきライティングをシミュレートできる

同作の敵キャラクター(画像はブログ記事より引用)

詳細は、ブログ記事をご確認ください。

Half Past Yellow on the gentle art of making enemies for Tempest Tower|Unity公式ブログ

関連記事

【インタビュー】モバイルグラフィックス最新事情2026──24時間ライティングからHLSL単体テストまで、サイバーエージェントに聞く“画作りの限界”の越え方
2026.11.02 [PR]
明暗の塗り分けを保ったまま、トゥーン調の肌に血色のにじみを加える。サムザップが表面下散乱(SSS)の表現手法をブログで比較
2026.11.01
ブラウザで動作する無料&オープンソースの3D編集ツール「SuperSplat」、アップデートでフォロー機能が追加。今週のゲーム開発関連ツールまとめ
2026.10.31
AIによるPBRマテリアル付きメッシュ生成を実用水準へ。パーツごとの材質も正しく割り当てる新パイプラインをシリコンスタジオが提唱【CEDEC2026】
2026.10.30
Unity公式のゲームジャム「Official 2026 Unity Game Jam」、11/6(金)〜14(土)に開催。提出準備の猶予期間「The Buffer」も用意
2026.10.30
Unityが圧縮ライブラリ「Brotli」脆弱性に対するセキュリティアドバイザリを発表。該当するアプリケーションは修正版エディタで再ビルドが必要
2026.10.29

注目記事ランキング

2026.10.27 - 2026.11.03
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

リグ(Rig)
リグ 3Dモデルを動かす場合に、すべてのボーンを編集するのではなく、少ない編集箇所で直感的に動作などを付けるために作られたコントローラーやコントロールする仕組み。 またスケルトン自身をリグと呼ぶ場合もある。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!