この記事の3行まとめ
- 「Gameplay Ability System」のデバッグ手法を紹介したチュートリアルページが公開
- コンソールコマンドによりGameplay Abilityを付与・実行する方法などを解説
- 公式デバッグツール「Gameplay Debugger」や「Visual Logger」を活用した手法なども紹介している
Epic Gamesは2025年2月17日(現地時間)、アンリアルエンジンの標準プラグイン「Gameplay Ability System」のデバッグ機能やデバッグツールについて解説したチュートリアルページを公開しました。
(画像はチュートリアルページより引用)
Gameplay Ability Systemは、アクタに追加の機能を「アビリティ」として実装できるシステムです。
このたび公開されたページでは、コンソールコマンドを用いてGameplay Abilityを付与・実行する方法や、デバッグウィジェットで特定のGameplay Attributeの状態を表示する方法などが解説されています。
コンソールコマンドにコマンドを入力し、Gameplay Abilityを実行する様子(画像はチュートリアルページより引用)
デバッグウィジェットで特定のGameplay Attributeの状態を表示した様子。各アクタの腰あたりに表示されているのがデバッグウィジェット(画像はチュートリアルページより引用)
Epic Gamesが提供する公式デバッグツール「Gameplay Debugger」や「Visual Logger」を用いたデバッグ手法も取り上げています。
「Gameplay Debugger」では、Ability System Componentにおけるサーバーとクライアントそれぞれの状態を視覚化できます。
「Gameplay Debugger」には、Ability System Compornentに付与されているGameplay TagやGameplay Abilityなどが表示されている(画像はチュートリアルページより引用)
「Visual Logger」では、タイムライン上でGameplay Abilityの付与・実行・削除や、Gameplay Effectの適用・削除などのタイミングを確認できます。
「Visual Logger」の見方を解説した画像(画像はチュートリアルページより引用)
同ページでは、デバッグ情報をオーバーレイ表示できる複数の機能についても紹介されています。詳細はチュートリアルページをご確認ください。
「GAS Debugging Tools」Epic Developer Community