この記事の3行まとめ
Epic Gamesは、「Editor Performance Tool を使ったパフォーマンス計測ツール」と題した投稿を、Unreal Engine Forum上で公開しました。
投稿では、UE5.5で実験的機能として追加された「Editor Performance Tool」の機能や使い方を、項目別に紹介しています。
「Editor Performance Tool」はプラグインとして提供されているパフォーマンス計測ツールで、UE5.5ではデフォルトで有効化されています。
エディタ動作のパフォーマンスを計測することで、ヒッチ(処理落ちによるカクつき)のタイミングや「PCスペックが不足しているかどうか」などのパフォーマンス情報を検出し、ユーザーへの通知やパフォーマンスログの取得を行います。
ツールの利用を開始すると、エディタ下部に「Performance」のステータスバーが表示されます。ここに警告のアイコンが表示されている場合、エディタのパフォーマンスに何らかの警告が発生しています。
警告の詳細は、ステータスバーの「View Performance Report」を選択し、ツールを開くことで確認可能です。
ツールには、「Editor」「PIE」「Cache」「Hardware」の項目ごとに、詳細情報が表示されています。また、ツール下部の「Hints」には、対象のパフォーマンスに警告が表示されている場合、警告内容の説明や対処のヒントが記載されます。
投稿では、パフォーマンス測定値に対して警告を出すかどうかの判断基準や、基準の定義方法などについても紹介されています。
詳細は、Unreal Engine Forumをご確認ください。
Editor Performance Tool を使ったパフォーマンス計測ツール | Unreal Engine Forum