ゲームの効果音やアニメなどの「サウンドデザイン」をテクノロジーの観点から解説した書籍、10/16(水)よりコロナ社から発売

ゲームの効果音やアニメなどの「サウンドデザイン」をテクノロジーの観点から解説した書籍、10/16(水)よりコロナ社から発売

2024.10.07
ニュースサウンド
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この記事の3行まとめ

  • テクノロジーとしてのサウンドデザインを解説した書籍『サウンドデザイン』、2024年10月16日(水)よりコロナ社から発売
  • ゲーム音楽をはじめ、映画やアニメ、芸術、教育など幅広い分野に携わる研究者らが専門的知見を紹介
  • サウンドデザインの研究を検討している大学生・大学院生が研究のヒントにできるように執筆されている

コロナ社2024年10月16日(水)より、テクノロジーとしてのサウンドデザインを解説した書籍『サウンドデザイン』を発売します。

総ページ数は264ページ、価格は4,400円(税込)。コロナ社の書籍ページAmazon.co.jpなどで予約購入を受け付けています。

本書は、ゲーム音楽を含むさまざまな分野でサウンドデザインに携わる研究者・作曲家など6名の専門的知見に基づき、主に技術的な側面からサウンドデザインの概要や関連トピックなどが解説されています。

動画作品やゲームなどにおいて、従来は視覚デザインと比較して裏方的な位置づけにあったというサウンドデザインについて、その重要性や、視聴者・プレイヤーに与える影響力といった内容が語られています。

(画像はAmazon.co.jpより引用)

本書は、今後サウンドデザインの研究を検討している大学生・大学院生に向けて、研究のヒントとして使える構成を目指したとのこと。

記事執筆時点では、本書は全6章構成と発表されています。ビデオゲームの効果音作成に関する基礎的な考え方や技術変遷、音を視覚・触覚・身体動作と絡めて体感することを目指した「共遊楽器」の紹介、音響技術者が必要とする音に関する感性や能力を育成する訓練プログラム「聴能形成」などの項目が用意されています。

ゲーム分野だけでなく、映画やアニメ、芸術や教育といった幅広い視点からサウンドデザインについて述べられています。

各章のタイトルは以下の通り。

  1. ビデオゲームにおける効果音のサウンドデザイン
  2. 音から視覚・触覚メディアへの変換
  3. 音のメディア考古学
  4. 建築と音楽の異分野共創
  5. サウンドデザイナーのための聴能形成
  6. エンターテインメント分野におけるサウンドデザイン

なお記事執筆時点では、本書に関する200字以上のレビューを提出することを条件に本書が贈呈される「読書モニター」がコロナ社公式サイトにて募集されています。募集人数は3名、応募者多数の場合は抽選が行われます。

『サウンドデザイン』の詳細はコロナ社の書籍ページをご確認ください。

『サウンドデザイン』コロナ社公式書籍ページ

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