この記事の3行まとめ
トイロジックの技術ブログ「トイログ」にて、オンライン対戦ゲーム『Warlander』のレベルデザインについて紹介する連載企画が進行しています。
同連載では、最大100人のプレイヤーが5つのチームに分かれて戦うゲームモード「5チーム戦」において、レベルデザインの制作フローを4つの工程に分けて紹介しています。2023年11月24日(金)には第1回「コンセプト理解編」が、2023年12月20日(水)には第2回「プロトタイプ設計編」が公開されました。
2024年7月19日(金)は、連載3回目となる『【連載】5チーム100人対戦のレベルデザイン ~第3回「各エリアの詳細設計編」~』と題した記事が公開されています。同記事は、コンセプトからステージ要件を導き出すプロセスを紹介しています。
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今回はWarlanderの「5チームバトルロイヤル」レベルデザイン解説の第3回となり、各エリアの詳細設計時に意識したことを紹介しています。
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— トイロジック (@Toylogic_Inc) July 19, 2024
レベルデザインを行う上で重要なのは、ゲームを通してプレイヤーに何を体験してほしいのかといった、開発チームが目指すべき方向性「コンセプト」の明示化だと述べています。
『Warlander』の開発では、「戦況に応じた戦略的でスペクタクルな戦争体験を提供すること」をコンセプトに設定。そこから、武器やスキルの兼ね合いでプレイヤーが立ち回りを工夫できるステージ構成が、本作のレベルデザインにおける要件の一つになったとのこと。
記事中では、竜巻を発射する武器「ウィンドブラスト」など、実際にゲームで登場する武器やスキルを例に挙げ、ステージ構成を決める流れを紹介しています。
「ウィンドブラスト」の特徴として、弾速の遅さや、直線状に地面を這う攻撃軌道などが挙げられています。
これらの特徴をもとに、さまざまな道幅の通路や高低差の激しい段差を設置することで、攻撃を遮る立ち回りを実現しています。
キャラクターのスキルに関しては、「吹き飛ばし」を用いた事例が紹介されています。「吹き飛ばし」の特徴から「相手を奈落に落とす」戦略を想定し、有利な位置を取り合う駆け引きを生み出すためのステージ構成を考案しています。
詳細はトイログのブログ記事をご確認ください。
『【連載】5チーム100人対戦のレベルデザイン ~第3回「各エリアの詳細設計編」~』トイログ