この記事の3行まとめ
- Adobeは異なる3Dソフトウェア間でアセットを共有できるフレームワーク「Substance 3D Connector」をオープンソースで公開
- Blender、Maya、3ds MaxやUE5、Unityなどの間でアセット共有できるようにすることで、開発作業の効率化を目指す
- 今回のフレームワークの公開により、ユーザーからのフィードバックや開発参加を呼び掛けている
Adobeは、異なる3Dソフトウェア間でアセットの共有を可能にするフレームワーク「Substance 3D Connector」をGitHubに公開したことを「Adobe Blog」で発表しました。
(画像はAdobe Blogより引用)
「Substance 3D Connector」はAdobe Substance 3Dのプラグインで、複数のソフトウェア間でアセットを共有できるオープンソースのフレームワークです。ソースコードはApache License 2.0で提供されています。
本プラグインの狙いは、Blender、Maya、3ds MaxやUE5、Unityといった異なるパッケージやプラットフォーム間で、3Dジオメトリやマテリアルなどのアセットを相互に送信できるようにすることです。このプロセスを合理化し、データのインポートやエクスポートにかかる時間を削減することで、開発者はより自分の仕事に集中できるようになると述べています。
2023年9月の「Substance 3D Livestream 2023」のライブ配信では「Substance 3D Connector」が開発中であることが発表されていた
さらに、異なるツール間で行われた操作をリアルタイムで同期し、変更点を即座に反映させる機能の実装も予定されています。
Adobeは今回の「Substance 3D Connector」の公開を通じて、ユーザーの「Substance 3D Connector」の試用のフィードバックと、開発への参加を呼び掛けています。
詳細はAdobe BlogやGitHubページをご確認ください。
「Substance 3D Connector: Bridging Tools in 3D Workflows」Adobe Blog「Substance 3D Connector」GitHubページ