LiaqN氏も参戦!無料で遊べるお祭り騒ぎな最大20人の大乱闘デスマッチ『Boom Bang Party – FFA』が本日リリース!先行プレイレポをお届け

2024.03.12
ニュース注目記事クリエイティブモードフォートナイトUEFN
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

2024年3月12日(火)、Sony Esports Projectは、『フォートナイト』上にオリジナルマップ『Boom Bang Party – FFA』(マップコード:6793-3195-0701)をリリースしました。

本記事では、『Boom Bang Party – FFA』の特徴に加え、ゲーム実況で人気のYouTuber LiaqN氏も参加した「メディア向け体験会」の様子を紹介します。

TEXT / じく
EDIT / 神谷 優斗

目次

※ 記事中のプレイ画面は開発中のものであり、リリース時の仕様とは異なる場合があります

テーマは「弾丸爆発お祭り騒ぎな大乱闘デスマッチ」

Boom Bang Party – FFA』は最大20名の「フリーフォーオール(FFA)」で、Sony Esports Projectが2023年10月に公開した4vs4のFPSタクティカルシューター『Tactical SkyArena』に続くSkyArena編の第2弾として制作されました。

『Boom Bang Party – FFA』PV

本作のルールではプレイヤーを排除するために送り込まれたドローンや人型アンドロイド「ガード」、ほかのプレイヤーを倒してスコアを獲得し、1ゲーム5分間で最も多くのスコアを獲得したプレイヤーが勝利です。

キルされてもすぐにリスポーンするほか、ゲームスピードも通常のフォートナイトより20%アップしており、カジュアルに撃ち合いを楽しめます。

多くのスコアを獲得している優勝候補「TOP BOOMER」の名前が画面右側に表示される

舞台は『Tactical SkyArena』と同じ天空競技場ですが、荒廃しており荒くれ者や無法者が集まる無法地帯となっています。新たに地下のエリアが増えるなどマップ構造も変化し、よりダイナミックに動けるようになりました。

前作のタクティカルシューターから一転、多くのプレイヤーが入り乱れ、近距離戦も遠距離戦もそこかしこで繰り広げられる大乱闘デスマッチとなっています。

多層構造のマップは、装備品のグラップルフック以外にもグラインドレールやヘリコプターなどで軽快に移動できる

敵を倒してたまるゲージがMAXになると「BOOMMENT」が発動可能に。「BOOMMENT」は本作独自の必殺技で、広範囲の爆発でライバルたちに大ダメージを与えます。

「BOOMMENT」は後述する「ランク」が上がると獲得できるゴールドを使って強化できる。最大強化では、威力が2倍、範囲が3倍にもなる

本作にあるもうひとつの独自要素は「ランク」システムです。敵の撃破などで経験値を取得でき、一定の経験値を超えるとランクアップ。ランクに応じて、より強力な武器がアンロックされていきます。ランク9,999でアンロックされる武器もあるとのこと。

ゲームの合間には1分間のクールタイムがあるため、拠点に戻ってから新たにアンロックされた武器で次のゲームに挑める

UEFNを使って3ヶ月で開発

開発は、前作に引き続きヒストリアのフォートナイト向けゲーム制作チーム「SLASHH」が担当しています。2023年3月に公開されたフォートナイト用ゲーム開発ツール「Unreal Editor For Fortnite(以下、UEFN)」を使い、企画段階を含め3ヶ月で開発されました。開発チームは最大で10人

世界観が統一されたグラフィックや映像、派手に彩られたUIのほか、本作用に収録されたボイスなどにこだわっているとのこと。

フィールドの構造物やグラフィティ、UIなどは世界観に合わせてデザインされている

Sony Esports Projectでマップ開発を指揮するプロデューサー 田中 和治氏は、「ゲームの目的は得点をひたすら稼ぐことなので、とにかく敵を倒すことに集中してプレイしていただきたいです。キルされてもペナルティなく生き返るので、純粋に撃つことに集中できます。開発するうちに、このマップではさまざまなプレイスタイルで楽しめることに気づきました。遠距離の銃撃戦や、どんどん敵に突っ込んでいく近接戦など、プレイヤーもそれぞれの得意分野を生かして楽しんでもらえると思います」と語りました。

プロデューサー 田中 和治氏(右)と体験会のMC 田口 尚平氏(左)

メディア&LiaqN氏による先行プレイの感想

体験会では、参加したメディアとLiaqN氏(オンライン参加)を交えた先行プレイができました。

筆者も体験会に参加。順位は振るわなかったが非常に爽快なプレイを楽しめた

実際にプレイした筆者の感想としては、どこからの攻撃か分からない弾丸が飛び交う中、とにかく見つけた敵を倒していくデスマッチは頭を空っぽにして楽しめる爽快感がありました。

ほかのPvPゲームでは、「ゲーム終了まで長時間プレイし続けなければならない」「負けた場合に即退場となり、残り時間は観戦するしかない」などでストレスを感じる場面があります。しかし『Boom Bang Party – FFA』のシステムは「個人戦1プレイ5分即リスポーン」であり、ノンストレスでプレイできました。

体験会では、開発チームによるアドバイスを受けつつプレイできた

LiaqN氏「フォートナイトの戦闘要素を引き継いだ別のゲームをプレイしている感じ」

体験会に参加したLiaqN氏は、「めちゃくちゃ楽しかったです! フォートナイトの戦闘要素を引き継いだ別のゲームをプレイしている感じでした。高所を確保していると、ほかのプレイヤーも集まってきて常に戦闘していました。常にどこかで爆発音が鳴っているのも楽しいですね。5分間のゲームを繰り返すテンポがちょうどよく、5分間楽しんで、使う武器を変えてまた次のゲーム……とずっとプレイできます。1人でやっても楽しいですし、人数を増やしてボイスチャットで話しながらやるのも絶対楽しいですね! 「バトルロイヤル」以外のモードで遊びたいときにも楽しめそうです」と感想を述べました。

シューターゲームであるため、高所からの攻撃が有効。作り込まれたマップも一望できる

Sony Esports Project 公式サイト『Boom Bang Party - FFA』
じく

ゲーム会社で16年間、マニュアル・コピー・シナリオとライター職を続けて現在フリーライターとして活動中。 ゲーム以外ではパチスロ・アニメ・麻雀などが好きで、パチスロでは他媒体でも記事を執筆しています。 SEO検定1級(全日本SEO協会)、日本語検定 準1級&2級(日本語検定委員会)、DTPエキスパート・マイスター(JAGAT)など。

関連記事

フォートナイトとUEFNがv32.00にアップデート。NPCとの会話イベントを作れる仕掛けが登場
2024.11.05
UE/Unity/DCCツールなどで使えるコンテンツが並ぶ。Epic Games、統合コンテンツマーケットプレイス「Fab」をリリース
2024.10.23
フォートナイトとUEFNがv31.30にアップデート。装備中の武器モデルも画面内に映る「一人称視点」の仕掛けが実験的に導入された
2024.10.02
新国立競技場の初期案建築家・ザハ氏の建築ピースを使ってUEFNで誰でも新しいロンドンが作れる島が公開。ボクセルとルールの指定で自動的にザハ風建築ができていく
2024.09.20
フォートナイトとUEFNがv31.00にアップデート。音楽のリズムと同期したゲームが作れる仕掛けが登場
2024.08.19
フォートナイトとUEFNがv30.40にアップデート。ボイスチャットの音量に距離減衰を適用するオプションが追加
2024.08.08

注目記事ランキング

2024.11.14 - 2024.11.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!