3Dスキャンアプリ『Luma AI』生成データをUE5にインポートするプラグイン『Luma Unreal Engine Plugin』v0.41がリリース。機械学習モデルを利用し生成した3DオブジェクトをUE5で表示できる

2024.01.17
ニュースAIアンリアルエンジンマーケットプレイスモデリング
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 『Luma Unreal Engine Plugin』v0.41がリリース
  • 3Dスキャンアプリ『Luma AI』用データをUE5向けにインポートするプラグイン
  • Unreal Engine マーケットプレイスで入手できるように

Luma AIは、Unreal Engine 5(以下、UE5)用のプラグイン『Luma Unreal Engine Plugin』v0.41のリリースを発表しました。

『Luma AI』は「NeRF」や「Gaussian Splatting」と呼ばれる機械学習モデルを利用した、iOSアプリ/Webブラウザ向けの3Dスキャンサービスです。今回リリースされた『Luma Unreal Engine Plugin』を使用すれば、『Luma AI』で作成した3DオブジェクトをUE5で表示し、ゲーム開発などに利用できるようになります。

関連記事
3Dスキャンアプリを提供するLuma AI、3D Gaussian Splatting対応のライブラリ「Luma WebGL Library」を公開。Three.jsやReact-Three-Fiberと連携して使用可能
2023.12.08

今回のアップデートで、UE5のすべてのバージョンで再コンパイルができるようになったことに加え、ビルドのサポートが改善され幅広いプラットフォーム向けに簡単にビルドができるようになっています。さらに、背景が切り取られる、見えなくなるなどの不具合に対する修正が行われています。

動画は公式Xより引用

また、今回のリリースから、同プラグインはUnreal Engine マーケットプレイスで入手できるようになりました。リリースノートでは、プラグインの導入方法についても紹介されています。

アップデートの詳細はリリースノートをご確認ください。

Luma Unreal Engine Plugin (0.41)Luma AI|Unreal Engine マーケットプレイス

関連記事

Epic Gamesの新マーケットプレイス「Fab」、12/3(火)までの期間限定で無料コンテンツを公開。スタイライズな動物のキャラクターアセットなど3製品
2024.11.20
UE公式の大型イベント「UNREAL FEST 2024 TOKYO」の講演アーカイブ動画・スライド資料が公開
2024.11.15
Unreal Engine 5.5がリリース。Selectノードなしで複雑な選択ロジックを作れる「Chooser」正式導入のほか、Navmesh間を橋渡しするNavLinkの自動生成機能が追加
2024.11.13
プレイヤーの動きによって波立つ水面をNiagaraで実装。ホラーゲーム『Still Wakes the Deep』開発者による水の表現手法を解説する記事が、UE公式ブログにて公開
2024.11.11
3Dモデリングツール「MODO」開発終了。Foundry社の“中核となる製品”に集中し、新たなソリューションに投資するため
2024.11.08
キャラクターの性格や言葉遣いを反映するAI翻訳エンジン「ELLA」を活用。デジタルハーツ、日本語/英語/中国語/韓国語に対応した翻訳サービスを提供中
2024.11.07

注目記事ランキング

2024.11.14 - 2024.11.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!