この記事の3行まとめ
- 『デイヴ・ザ・ダイバー』開発チームへのインタビュー記事がUnity公式サイトで公開中
- マルチプラットフォーム対応のしやすさなどを理由にUnityが選ばれている
- URP、Cinemachineなど開発で役に立ったUnityの機能についても語られる
Unity公式サイトの「ケーススタディ」コーナーにて、『デイヴ・ザ・ダイバー』の開発チームに向けたインタビュー記事が公開されました。
『デイヴ・ザ・ダイバー』は、昼は魚を獲り、夜は寿司屋を経営するゲーム。2022年10月に発売され、全世界の販売本数が200万本を記録しています。
同記事では、『デイヴ・ザ・ダイバー』のゲームエンジンとしてUnityを採用した理由や、開発の際に特に役に立ったUnityの機能などが明かされました。
(画像はUnity公式サイトより引用)
ゲームエンジンにUnityを選んだ理由としては、複数プラットフォームへの対応しやすさなどが挙げられています。
複数のプラットフォームでビジュアルの品質を維持する際、ユニバーサルレンダーパイプライン(URP)が効果的だったといいます。プラットフォームごとのレンダーパイプラインアセットを構成し、品質設定でその構成を指定するだけで済み、非常に高いグラフィック基準を満たすことができたそうです。
(画像はUnity公式サイトより引用)
開発するうえでの課題として、機能やゲームプレイのアイデアをいかに早く実験できるかという点も挙げています。
その解決策としては、ノードベースのビジュアルオーサリングツールであるシェーダーグラフが使われました。アーティストなどのプログラマーではないメンバーでもシェーダーグラフを使えることは大きなメリットだと話しています。
(画像はUnity公式サイトより引用)
ほかにも、コードを書かずにカメラを操作できるCinemachine、魚の群れの挙動を生成するためのC# Job SystemとBurst コンパイラーなど、開発で役に立った機能やUnityを使うことのメリットが語られています。
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『デイヴ・ザ・ダイバー』のクリエイティブの秘密に迫る