この記事の3行まとめ
Godot Foundationは、「Godot Engine」の開発資金調達のためのプラットフォーム『Godot Development Fund』を正式に公開、発表しました。
We are excited to introduce a major improvement in funding the development efforts of the #GodotEngine – the Godot Development Fund!
Help us secure stable funding and ensure the longevity of the project 💙https://t.co/rlABXuBV4g
— Godot Engine (@godotengine) September 12, 2023
We are excited to introduce a major improvement in funding the development efforts of the #GodotEngine – the Godot Development Fund!
Help us secure stable funding and ensure the longevity of the project 💙https://t.co/rlABXuBV4g
— Godot Engine (@godotengine) September 12, 2023
Godot Engineは、MITライセンスで公開されている、オープンソースかつ無料のゲームエンジンであり、非営利のコミュニティが主導しています。ユーザーからの寄付によって運営され、寄付はPatreonなどを通じて行われていました。
しかしながら、そうしたサードパーティ製のサービスは手数料などのコストが高く、『Godot 4.0』安定版の開発などによって運営費用も増大。2023年7月に公開された記事によると、手数料などを引かれる前の寄付金は月額 14,000米ドル弱に対し、人件費の総費用は月額約40,000米ドル。また、そのほかにかかっている費用についても同記事で公開されています。
すぐに資金が不足することはないものの、エンジン開発の発展を維持するために、手数料などのコストを削減した状態で寄付を受け取れる独自プラットフォーム『Godot Development Fund』が、このたび正式に公開されました。
専用ページでは月額5~250ユーロ、スポンサー用のプランが用意されています。月額25ユーロのGoldプラン以上で寄付すると、同ページ上に名前やWebサイトのリンクを表示される特典が付属します。
『Godot Development Fund』専用ページIntroducing the new Godot Development Fund