Visual Studio Code向けUnity拡張機能、プレビュー版をMicrosoftがリリース。IntelliSenseによるコード補完やAI支援機能が使用可能

Visual Studio Code向けUnity拡張機能、プレビュー版をMicrosoftがリリース。IntelliSenseによるコード補完やAI支援機能が使用可能

2023.08.04
ニュースUnity
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • MicrosoftがVisual Studio Code用Unity拡張機能プレビュー版をリリース
  • C#拡張機能のIntelliSenseコード補完やIntelliCode for C# Dev Kitと併せたAI支援機能の利用が可能
  • Unity用Roslyn AnalyzersによるUnityに合わせたコード解析も利用できる

2023年8月4日(現地時間)、Microsoftは、Visual Studio Code用Unity拡張機能のプレビュー版をリリースしました。

(画像は公式サイトより引用)

Visual Studio Code」は、同社が提供する無料のコードエディターです。ユーザーは拡張機能を組み込むことで、言語やツールの規則に応じたシンタックスハイライトなどを適用することが可能です。

今回リリースされたUnity拡張機能では、C#拡張機能によるIntelliSenseコード補完や、IntelliCode for C# Dev Kitと組み合わせたコードの予測・補完関連性の高いメソッド候補の提案などのAI支援機能が利用可能です。また、Unity用Roslyn Analyzersによって、Unityの文法に合わせたコードの解析が可能です。

Unity用Roslyn Analyzersによるコード解析(画像は公式サイトより引用)

そのほか、デバッグ機能も備えています。Unityエディタのほか、コンソールやモバイル問わずUnityがサポートするすべてのプラットフォームでデバッグが可能です。

なお、同拡張機能を使用するには、Unityのパッケージ マネージャーからインストールできる『Visual Studio Editor』パッケージのバージョンが2.0.20以降である必要があります。

(画像は公式サイトより引用)

詳細は、Microsoft Developer Blogs『Announcing the Unity extension for Visual Studio Code』をご確認ください。

Microsoft Developer Blogs『Announcing the Unity extension for Visual Studio Code』Visual Studio Marketplace『Unity』

関連記事

Unity公式、「DOTS」を解説した電子書籍のUnity 6対応版を無料公開。協力型強盗FPS『Den of Wolves』での活用事例なども追加されている
2025.05.19
Unity 6で保守性・拡張性に優れたC#コードを書く手法を解説。Unity公式、日本語版電子書籍を無料で公開
2025.05.19
「Unity 6.2 Beta」リリース。従来のAIツール「Unity Muse/Sentis」は廃止され、新機能「Unity AI」に置き換わる
2025.05.16
オーバードローによるGPU負荷を「縮小バッファ」で軽減。サイバーエージェント、「シェーダー最適化入門」最新記事を公開
2025.05.13
「Unity Asset Manager」の長所や使用方法、Unity公式が解説。Blender上で編集したアセットの更新内容をUnityに反映する手順なども紹介
2025.04.30
VR/PCでクロスプレイが可能な『Among Us 3D』、開発者インタビュー記事が公開。異なる入力デバイスで等しいゲーム体験を提供する方策とは
2025.04.30

注目記事ランキング

2025.05.12 - 2025.05.19
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

エミッター(Emitter)
エミッター
  1. 英語で「放出器」「放出源」のこと。
  2. ゲーム開発においては、パーティクルを生み出す発生源のことを示すことが多い。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!