スマホで被写体を3Dスキャンできる無料アプリ『RealityScan』、iOS版に続いてAndroid版も配信開始

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2023.06.21
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この記事の3行まとめ

  • 『RealityScan』アプリのAndroid版がリリースされた
  • 写真を撮るだけで被写体の3Dモデルをスキャンできるアプリ
  • iOS版は2022年にリリース済み。Android版とともに無料で利用可能

Epic Gamesは、3Dスキャンアプリ『RealityScan – 3D Scanning App(以下、RealityScan)』のAndroid版が利用可能になったことを、Unreal Engine公式ブログにて発表しました。

『RealityScan』は、Epic Gamesの子会社であるCapturing RealityとQuixelが共同開発した、無料の3Dスキャンアプリ。2022年にiOS版が公開されており、今回Android版も配信されました。

同アプリは、被写体をあらゆる角度から取り囲むように写真を撮ると、クラウド上でモデル化の処理がされます。

モデルデータは、3Dモデル共有プラットフォーム「Sketchfab」にアップロード可能。同サービスにてモデルのダウンロードなどが行えます。

Sketchfabの無料アカウントは月に10モデルまでアップロードでき、初回アップロード時に1年間無料で「Sketchfab Pro」にアップグレードされるとのこと。なお、「Sketchfab Pro」は月に50モデルまでアップロード可能。

(画像はUnreal Engine公式ブログより引用)

なお、Android版『RealityScan』を利用するには、ARCoreをサポートする機種が必要です。ARCore対応デバイスの一覧は、Googleが公開しています。

RealityScan が Android デバイスでも利用可能になりました!『RealityScan - 3D Scanning App』(Google Play)『RealityScan - 3D Scanning App』(Samsung Galaxy Store)

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