この記事の3行まとめ
2023年4月26日、オー・エル・エム・デジタルは、同社が提供するオープンソースの映像制作プラグイン群「OLM OpenTools」をアップデートしました。これにより、同プラグインがAfter EffectsおよびPhotoshopの最新バージョンに対応しています。
OLM Open ToolsのAdobe系プラグイン、2023サポートしました。ご活用ください!https://t.co/CqfogDkwsP pic.twitter.com/VDOku53TRI
— OLM Digital R&D (@OLMDRD) April 26, 2023
OLM Open ToolsのAdobe系プラグイン、2023サポートしました。ご活用ください!https://t.co/CqfogDkwsP pic.twitter.com/VDOku53TRI
— OLM Digital R&D (@OLMDRD) April 26, 2023
「OLM OpenTools」は、オー・エル・エム・デジタルがApache License 2.0ライセンスにて無償で提供している、映像制作用プラグイン群です。長編映画やテレビシリーズなどの制作現場で実際に使われた実績もあり、映像制作効率化などに貢献するといいます。
「OLM OpenTools」には、After EffectsやPhotoshop、Maya、Nukeに使用できるプラグインがラインナップされています。
OLM Blur
『OLM Blur』は、色同士の境界をぼかせるプラグインです。顔や髪に落ちる影などに対して、セルアニメらしいぼかし表現が適用できます。
OLM Radial Blur
『OLM Radial Blur』は、放射および回転方向にブラーを適用するプラグインです。通常よりもディテールを保ちつつブラーをかけられます。
OLM Color Key
『OLM Color Key』は、After Effectsのカラーキー機能を強化します。画像から特定の色のみを抽出できるほか、色の置き換え機能なども搭載しています。
「OLM Open Tools」には、以上に加え下記のプラグインがラインナップされています。
今回のアップデートにより、『OLM Blur』や『OLM Radial Blur』など8種のAfter Effects用プラグインが、最新バージョンであるAfter Effects 2023に対応しました。『OLM Smoother』はPhotoshop 2023にも対応しています。
ニュースリリースオー・エル・エム・デジタル 制作ツール紹介ページ