AIチャットボットの振る舞いを「ガードレール」で制御。安全性確保をサポートする『NeMo Guardrails』、NVIDIAがオープンソースとして提供

AIチャットボットの振る舞いを「ガードレール」で制御。安全性確保をサポートする『NeMo Guardrails』、NVIDIAがオープンソースとして提供

2023.04.26
ニュースAI
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • NVIDIA、『NeMo Guardrails』をオープンソースとして提供
  • 大規模言語モデル(LLM)を搭載したアプリを支援するソフトウェア
  • LLM搭載アプリの開発者が、3種の境界(ガードレール)を設定できる

NVIDIAは、大規模言語モデル(LLM)を搭載したアプリを支援する『NeMo Guardrails』を、オープンソースとして提供していることを発表しました。

『NeMo Guardrails』は、すべてのLLMで動作できるようNVIDIAが設計したソフトウェア。これにより、LLMで構築されたアプリを、安全およびセキュリティ要件に沿った形で維持できるようになると同社は発表しています。

安全性を確保するため、『NeMo Guardrails』には、3種類の境界(ガードレール)を開発者が設定できます。

話題のガードレール
アプリが望ましくない領域の話題に逸脱してしまうことを防ぎます。例えば、カスタマー サービスが天気に関する質問に答えないようにします。

安全性ガードレール
アプリが正確で適切な情報で応答することを保証します。不要な言葉をフィルタリングし、信頼できる情報源のみを参照するように設定できます。

セキュリティ ガードレール
安全性が確認されている外部のサードパーティ アプリケーションとのみ接続するよう制限できます。事実上すべてのソフトウェア開発者が NeMo Guardrails を使用することができるため、機械学習の専門家やデータ サイエンティストである必要はありません。数行のコードで素早く新しいルールを作成することができます。

(NVIDIAのブログより引用)

『NeMo Guardrails』は、AIチャットボットのフレームワーク「NVIDIA NeMoフレームワーク」に組み込まれているほか、GitHubでApache License 2.0ライセンスにて無料で提供されています。

『NeMo Guardrails』の詳細はこちら、導入方法は技術ブログをご確認ください。

NVIDIA のオープンソース ソフトウェアが、開発者による AI チャットボットへのガードレール追加を支援『NeMo Guardrails』GitHub

関連記事

「Unity AI Beta 2026」が提供開始。アセット生成機能が拡張され、3DモデルやUI Toolkit生成に対応
2026.01.15
NVIDIA、AIアップスケーリング技術「DLSS 4.5」を発表。動的にフレーム生成する機能が登場し、超解像度技術も向上
2026.01.07
2025年アドベントカレンダーから、ゲームメーカーズ編集部が注目した15記事を一挙紹介!
2025.12.30
Ubisoft、画像からPBRマテリアルを生成するAIモデル「CHORD」をオープンソースで公開。非商用の学術目的に限り使用できる
2025.12.12
AIサポート機能も搭載のゲームエンジン・配信プラットフォーム「EdenSpark」、CBT開始。2026年夏にオープンソースで正式リリース予定
2025.12.04
ユーザーの声を自動監視・AI分析するツール「Oreo」、スマホでの操作に対応。併せてSteamコミュニティの投稿も収集可能に
2025.11.17

注目記事ランキング

2026.01.15 - 2026.01.22
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

被写界深度(DOF)
ヒシャカイシンド
  1. Depth of Field(DOF)とも呼ばれる。カメラの焦点(ピント)があっているように見える範囲のこと。
  2. 3DCGにおいて、1をシミュレーションするエフェクト。注目させたい部分に焦点を合わせ、それ以外の部分をぼかすことができる。ゲームの開発現場においては、ボケ自体のことを示すことが多い。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!