この記事の3行まとめ
- Epic Games Storeにてセルフパブリッシングが可能になるツールが正式リリース
- Epic Games Storeにおける開発者とストアの収益配分は常時88:12
- 国際年齢評価連合(IARC)と提携し、レーティングの直接取得も可能
2023年3月9日(木)、Epic Gamesは、Epic Games Storeにてセルフサービスパブリッシングツールを正式にリリースしました。これにより、誰でもEpic Games Storeでゲームをリリースできるようになりました。
(画像はセルフサービスパブリッシングツール紹介ページより引用)
Epic Gamesが運営するゲームストアのEpic Games Storeは、これまでセルフパブリッシング機能をクローズドベータ版として提供していたため、利用できる開発者・パブリッシャーが限られていました。しかし、これからは要件を満たすゲームであればEpic Games Storeでゲームをリリースできます。
なお、マルチプレイヤーゲームの場合は、すべてのPCストア間でのクロスプレイに対応する必要があるといった要件も存在するため、要件の詳細はよくチェックしておきましょう。
セルフパブリッシュの流れ(画像はニュースリリースより引用)
Epic Games Storeは、開発に利用したゲームエンジンにかかわらずゲームをリリースできます。同ストアの特徴は、開発者に対する収益配分は常時88%に設定されていること、Epic Gamesの決済代行会社を利用してストア内で購入された場合はUnreal Engineのロイヤリティが免除(※)されることなどが挙げられます。
また、国際年齢評価連合(IARC)と提携してレーティングの直接取得も可能で、追加費用なしでストアページをローカライズしてもらえることも発表されています。
なお、ゲーム1本につき回収可能な100米ドルの登録料が発生し、ストアでリリースする前に支払う必要があります。
※ ロイヤリティは、直接100万米ドルを超える総収入を生まない限りは発生しない。発生した場合のロイヤリティは5%。詳細はこちらを参照
セルフサービスパブリッシングツールの詳細は、ニュースリリースや紹介ページをご確認ください。
セルフパブリッシングツール紹介ページニュースリリース