この記事の3行まとめ
- Valve、「GDC 2026」の同社登壇セッションで使用したスライド資料を公開
- 「Steam Machine」「Steam Frame」におけるSteamゲームの対応状況を確認できる互換性表示システムの仕様などを紹介
- Steamゲーム開発用ツールキットの更新情報などについても言及されている
Valveは、2026年3月9日~13日(現地時間)にかけて開催中の「GDC Festival of Gaming 2026(GDC 2026)」で登壇したセッションのスライド資料を公開しています。
資料では、同社が展開するハードウェアやSteamOSのエコシステムに関する最新情報が紹介されています。
(画像は「Steamハードウェア」製品ページより引用)
同社が2025年11月に発表したSteam向けハードウェア「Steam Machine」「Steam Controller」「Steam Frame」の3製品は、昨今のメモリおよびストレージの供給不足に伴う価格高騰による影響を鑑みつつ、2026年内に発売予定であることがアナウンスされています。
資料では、「Steam Machine」「Steam Frame」でSteamゲームが正常に動作するか確認できる互換性表示システムについて、デバイスごとに仕様が説明されています。
まず前提として、すでにSteam Deckで実装されている互換性表示システム「Steam Deck Compatibility Review Process」では、各ゲームに以下4種類のステータスが割り振られます。
- Verified:動作確認済
- Playable:動作可能(手動設定を要する可能性あり)
- Unsupported:互換性なし
- Unknown:不明(手続未完につき情報なし)
据え置き型のゲーミングPCである「Steam Machine」では、Steam Deckに対応済(Verified)であるゲームは全てSteam Machineでもプレイ可能となります。
「Verified」の判定基準は1080p解像度&30FPSがしきい値とされていますが、仕様上はSteam Deckと比較して6倍の処理性能を誇るとのこと。
Steam Deckで「Unsupported」とみなされたゲームでも、Steam Machineで改めて動作確認が実施され、互換性の有無が判定されます。また、文字の視認性につきSteam Deckで「Playable」となったゲームは、Steam Machineにおいては「Verified」と認定されます。
(動画は「Steam Machine」製品ページより引用)
SteamOS 3搭載のSteamゲーム用ヘッドセット「Steam Frame」については、ストリーミング/スタンドアロンでそれぞれ異なる認証要件が適用。
PCからストリーミングするゲームは、ホスティング元のPCで正常に動作すればSteam Frameでも問題なくプレイ可能。一方、スタンドアロンで遊ぶゲームは同機専用コントローラーの完全サポートが必須となります。
「Verified」の要件としては、VRゲームであれば90FPS、非VRゲームの場合は1280×720解像度かつ30FPSでの安定動作が基準となります。
(動画は「Steam Frame」製品ページより引用)
そのほか、Windows対応ゲームをLinuxおよびそのディストリビューションであるSteamOSで動作可能とする互換レイヤー「Proton」といった各種ツールキットのアップデート情報や、Steam Deckで遊ばれている自作ゲームの統計データをダッシュボードで確認できる機能などについて語られています。
詳細はValveのスライド資料をご確認ください。
「GDC Festival of Gaming 2026」に際したValvのスライド資料