デザインツール「Affinity」が無償化。ベクター画像作成・写真編集・Webデザインなどを単一アプリに統合

Canvaは2025年10月30日（現地時間）、デザインツール「Affinity」シリーズ3製品を統合したアプリケーションを無償でリリースしました。

The all new Affinity is here!
Design, edit photos and layout your work, all in one app — for free 💥
Download Affinity now on macOS or Windows: https://t.co/ezAfO0T3Ih pic.twitter.com/T5I0EjU999

— Affinity (@Affinity) October 30, 2025

「Affinity」は、2024年3月よりCanva傘下となったSerif (Europe)によって開発されたデザインツール群。

ラインナップは、ベクター画像作成ソフト「Affinity Designer 2」、主に写真向けの画像編集ソフト「Affinity Photo 2」、Webページや刊行物などのデザイン用ソフト「Affinity Publisher 2」の3製品。

従来はいずれも買い切り形式で販売されており、無償版は6か月間（180日間）の試用ライセンスのみが提供されていました。

Canvaはこのたび、既存の「Affinity」シリーズ3製品を単一のアプリケーションに統合したツールを無償でリリースしました。

従来の有償製品はすでに販売を終了。無償アプリ版では旧3製品と同様の機能を、全てのユーザーに対して永続的に提供するとしています。

ダウンロードは公式サイトより、Canvaアカウントに登録・ログインすることで行えます。なお有償のプレミアムプランに加入すると、同社のAI機能をツールで利用可能となります。

対応環境はWindowsおよびmacOS。また近日中にiPadもサポートするとしています。

今回の発表についてはCanvaのニュースリリースを、ツールの詳細は「Affinity」公式サイトをご確認ください。