この記事の3行まとめ
- サイバーエージェント、Unity 6におけるRender Graphの仕組みや活用方法を解説した資料を公開
- Render Graphの仕組みを説明するにあたりGPUアーキテクチャの基本知識を解説。ポストプロセスの実装演習も用意
- 資料は「SGEコア技術本部」のブログ記事をベースに作成されている
サイバーエージェントは2025年10月1日(水)、Unity 6におけるRender Graphの仕組みや活用方法を解説した資料をGitHubで公開しました。
\資料公開📢/
ゲーム・エンタメ事業部主催の学生向けUnity勉強会でのテキストと演習プログラムをGithubで公開中
Unity6のRender Graphの仕組みからポストプロセスの実装までをサンプルプログラムとともに学べる実践的な内容になっていますので、ぜひご一読ください!https://t.co/YofuHnPeRn
— サイバーエージェント 技術広報(ゲーム・エンタメ) (@ca_ge_tech) October 1, 2025
\資料公開📢/
ゲーム・エンタメ事業部主催の学生向けUnity勉強会でのテキストと演習プログラムをGithubで公開中
Unity6のRender Graphの仕組みからポストプロセスの実装までをサンプルプログラムとともに学べる実践的な内容になっていますので、ぜひご一読ください!https://t.co/YofuHnPeRn
— サイバーエージェント 技術広報(ゲーム・エンタメ) (@ca_ge_tech) October 1, 2025
Render Graphは、UnityのSRP(Scriptable Render Pipeline)で動作し、レンダリングパイプラインを独自にカスタマイズし効率よく管理できるフレームワーク。Unity 6からURP(Unity Universal Render Pipeline)に正式実装されたシステムで、HDRP(High Definition Render Pipeline)ではそれ以前より対応していました。
公開された資料は、同社のゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)が主催した学生向けUnity勉強会で使用されたもの。
資料前半では、Render Graphの仕組みを説明するにあたり、タイルベースレンダリングやFrameBufferFetch、レンダリングパスの構築におけるリソース依存性といったGPUアーキテクチャの基本を解説しています。
後半では、簡易的なポストプロセスの実装手法をサンプルプログラムから学ぶハンズオン形式の演習が用意されています。
ハンズオン演習では、デフォルトのシーン(画像左)にモノクロ化・セピア化された画像を合成することでポストプロセスを施す手法などを学習できる(画像はGitHubより引用)
なお本資料は、「SGEコア技術本部」(コアテク)が運営する技術ブログで公開されているRender Graphに関する記事をベースに、一部内容を追加して作成されています。
詳細はGitHubリポジトリをご確認ください。
「Unity 6 Render Graph入門~Render Graphの仕組みと簡単なポストプロセス実装~」GitHubリポジトリサイバーエージェント ゲーム・エンターテイメント事業部 コア技術本部(コアテク)技術ブログ「CORETECH ENGINEER BLOG」