Houdiniの最新バージョン「Houdini 21」リリース。APEXなどのベータ機能がproduction readyに移行するなど、既存機能が大幅強化

Houdiniの最新バージョン「Houdini 21」リリース。APEXなどのベータ機能がproduction readyに移行するなど、既存機能が大幅強化

2025.08.27
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この記事の3行まとめ

  • 3DCG制作ツール「Houdini」の最新バージョン「Houdini 21」がリリース
  • ベータ版だったAPEX・Copernicus・Vulkanが「production ready」になるなど、主に既存機能の強化・改善が行われた
  • 「Houdini 21」の最新機能などが解説された「SIGGRAPH 2025」講演のアーカイブが公開中

SideFXは2025年8月27日(水)、ノードベースの統合型3DCG制作ツール「Houdini」の最新バージョン「Houdini 21」をリリースしました。

Houdini 21」では既存機能のパフォーマンス向上や品質改善などに主軸が置かれ、過去最大規模となる数百もの機能追加・アップデートが実施。

とくに大きな更新点として、従来ベータ機能として搭載されていたAPEXAll-Purpose EXecution)・CopernicusVulkanの3種類が「production ready」のステータスに切り替えられました。

APEX・Copernicusは大幅な機能強化・安定化が図られ、3DビューポートのレンダラーはOpenGLから完全にVulkanへと移行されています。

APEXは、Houdiniのリギング&アニメーションフレームワーク「KineFX」でプロシージャルリギングを可能とするグラフ評価フレームワーク(画像はHoudini公式ドキュメントより引用)

Copernicusは、テクスチャの作成やコンポジットなどが可能な画像処理フレームワーク(動画はHoudini公式ドキュメントより引用)

そのほか、Solaris内のレンダラー「Karma」や、粒子状の物質をはじめ多様な物質の物理シミュレーションが行える「MPM Solver」など数多くの機能が強化されています。

また2025年6月3日(現地時間)にEpic Gamesがリリースしたプラグイン「MetaHuman for Houdini」を用いることで、HoudiniとMetaHumanの連携が可能。3Dキャラクターモデルの髪型を編集できます。

(画像は「MetaHuman for Houdini」Fabストアページより引用)

なお同社は、2025年8月10日~14日(現地時間)にわたり開催された「SIGGRAPH 2025」の講演で「Houdini 21」の最新機能などを紹介しています。

講演のアーカイブ動画は同社公式YouTubeチャンネルより視聴できます。

「SIGGRAPH 2025」で実施された、「Houdini 21」について紹介する基調講演のアーカイブ動画

「Houdini 21」に関する詳細は同社公式サイト公式ドキュメントをご確認ください。

「Houdini 21」SideFX公式サイト「Houdini 21」公式ドキュメント

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