この記事の3行まとめ
- Audiokinetic、オーディオミドルウェア「Wwise 2025.1.0」ベータ版をリリース
- オーディオファイルを効率的に検索・整理できる「Media Pool」の追加や、パフォーマンス向上などのアップデートが施されている
- Unityやアンリアルエンジンに関する機能も更新
Audiokineticは2025年7月10日(木)、オーディオミドルウェア「Wwise 2025.1.0」ベータ版をリリースしたことを発表しました。
併せて、同バージョンの新機能を紹介した記事が、自社ブログ「akBlog」にて公開されています。
#Wwise 2025.1ベータ版がリリースされ、Audiokinetic Launcherからインストールできるようになりました!Media Poolビューの追加、UnityのWwise Browserでのユーザビリティ向上、Wwise Unrealインテグレーションでのパフォーマンス最適化、Dynamic… pic.twitter.com/8Sq43v6on4
— Audiokinetic株式会社 (@AudiokineticKK) July 10, 2025
#Wwise 2025.1ベータ版がリリースされ、Audiokinetic Launcherからインストールできるようになりました!Media Poolビューの追加、UnityのWwise Browserでのユーザビリティ向上、Wwise Unrealインテグレーションでのパフォーマンス最適化、Dynamic… pic.twitter.com/8Sq43v6on4
— Audiokinetic株式会社 (@AudiokineticKK) July 10, 2025
「Wwise 2025.1.0」ベータ版では、UIの変更などによりユーザーエクスペリエンスが大幅に向上。
オーディオファイルを効率よく検索・整理できる管理ツール「Media Pool」の実装や、階層編成の簡素化・階層名命名の明確化といったアップデートが施されています。
(画像はakBlogより引用)
また、Wwiseをゲームエンジンなどさまざまなツールと統合する「Wwiseインテグレーション」についても多くのアップデートを実施。
Unity上でWwiseオブジェクトを参照・選択できるビューワー「Unity Wwise Browser」の追加や、「Wwise Unrealインテグレーション」のパフォーマンス改善などが行われています。
(画像はakBlogより引用)
ほかにも、「Spatial Audio」におけるアクセシビリティ向上、Wwiseサウンドエンジンの最適化といった改良が施されています。
Spatial Audioでは設定項目が追加されたほか、Game Object 3D Viewerもアップデート(画像はakBlogより引用)
「Wwise 2025.1.0」の公式ドキュメントでは、新機能の概要をさらに詳しく説明したページも公開されています。
ベータ版のインストールは、Audiokinetic Launcherの「Wwise」タブより可能。なお、ベータ版のインストールにはログインが必要です。
インストールバージョンのドロップダウンメニューから「Special」を選択することでインストール可能(画像はakBlogより引用)
詳細は、akBlogおよび公式ドキュメントをご確認ください。
akBlog『Wwise 2025.1:最新情報 | ベータ版』「Wwise 2025.1.0」公式ドキュメント