この記事の3行まとめ
- 「Twitch」におけるダイジェスト・アップロード動画の保存容量、2025年4月19日上限が合計100時間に
- 2025年4月19日時点で容量を超えている場合、合計100時間に収まるように動画データが自動で削除される
- 通常の配信アーカイブ(VOD)や、「クリップ」機能で作成する動画は対象外
Twitch Interactiveは、ライブ配信サービス「Twitch」における配信アーカイブ(VOD)のダイジェスト(切り抜き)動画およびアップロード動画について、2025年4月19日よりストレージの上限を合計100時間とすることを発表しました。
これに伴い、2025年4月19日時点でストレージ容量が合計100時間を超えている場合、超過分の動画データが自動的に削除されるとのこと。
We’re implementing a 100 hr storage limit for Highlights & Uploads starting 4/19. This won’t apply to Past Broadcasts (VODs) or clips.
Less than 0.5% of streamers exceed 100hrs & this content accounts for <0.1% of hours watched. Users will be notified.https://t.co/RoDIAEzBV5 pic.twitter.com/zN7iKHpSqm
— Twitch Support (@TwitchSupport) February 19, 2025
We’re implementing a 100 hr storage limit for Highlights & Uploads starting 4/19. This won’t apply to Past Broadcasts (VODs) or clips.
Less than 0.5% of streamers exceed 100hrs & this content accounts for <0.1% of hours watched. Users will be notified.https://t.co/RoDIAEzBV5 pic.twitter.com/zN7iKHpSqm
— Twitch Support (@TwitchSupport) February 19, 2025
このたびの変更の理由について同社は、Twitch全体における総視聴時間のうちダイジェスト動画が占める割合が0.1%未満であると説明した上で、「システムにかかる負荷の大きさに対してエンゲージメント向上などの効果が薄いため」と述べています。
なお、ストレージ容量に上限が設けられるのはダイジェスト・アップロード動画のみ。通常の配信アーカイブや、「クリップ」機能で作成する動画には制限が適用されません。
ストレージの制限対象となる動画を調べる際、「クリエイターダッシュボード」から開ける「ビデオプロデューサー」画面にて、フィルタリング機能が活用できる(画像はTwitch Support公式Xより引用)
記事執筆時点において、すでにストレージ容量が合計100時間を超えているユーザーは、ダイジェスト・アップロード動画の新規保存が不可能となっています。
2025年4月19日時点でストレージ容量が合計100時間を超えている場合、視聴回数が少ない動画から順にデータが自動で削除され、100時間以内に収まるよう調整されます。
なお、ダイジェスト・アップロード動画のストレージ容量を確認できる機能が、2025年2月20日中に利用可能になるとアナウンスされています。
ストレージ容量表示機能のイメージ(画像はTwitch Support公式Xより引用)
記事執筆時点、筆者(@Serenade_Yuuki)の環境では、ストレージ容量が確認可能となっていた。
Twitchストリーマーとしても活動する筆者だが、ダイジェスト機能の使用頻度が少なかったにもかかわらず、ストレージは合計600時間近くに
また、ストレージ容量が合計100時間を超えているユーザーに対しては、2025年2月20日中に「ビデオプロデューサー」画面にて通知が送られるとのこと。
ゲームのタイムアタック記録を保管するWebサイト「Speedrun.com」に掲載されているTwitchのダイジェスト動画は2025年4月19日より削除される可能性があるため、記録を残しておきたい場合は別のプラットフォームで公開した動画に差し替えることが推奨されます。
今回の発表に関する詳細はTwitchヘルプポータルをご確認ください。
「Twitchのオンデマンドコンテンツ」Twitchヘルプポータル