インディーゲーム開発者を技術面・ビジネス面で無償支援する「iGi indie Game incubator」、第5期生を募集中。申し込みは2/17(月)まで

2024.12.23
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この記事の3行まとめ

  • 「iGi indie Game incubator」第5期生を募集中。2025年2月17日(月)まで受付
  • インディーゲーム開発者を対象に、開発・ビジネスの面での支援を無償提供するプログラム
  • 2025年1月17日(金)に渋谷でオフライン説明会が実施される

マーベラスは2024年12月20日(金)、インディーゲーム開発者向けのインキュベーションプログラム「iGi indie Game incubator(以下、iGi)」第5期生の募集を開始したことを発表しました。

iGiとは、インディーゲーム開発者向けのインキュベーションプログラム(※)です。マーベラスが主催し、GameBCN、ヘッドハイ、ルーディムスなどの協力のもとに運営されています。

iGiに採択されると、開発だけでなく販売に関するセッション・トレーニングを国内外の専門家から受けられるうえ、パブリッシャーと関わる場も用意されるなど、数多くのサポートが提供されます。
※ 英語で卵をふ化させる孵卵器のこと。転じて、新しいビジネスに対する支援などをインキュベーションと呼ぶ

過去には、第1期生として株式会社ネオトロ(作品:『NeverAwake』)、第3期生としてトロヤマイバッテリーズフライド氏(作品:『Death the Guitar』)、コタケクリエイト氏(作品:『Strange Shadow』)たちがiGiに参加しました。

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第5期生の募集期間は、2025年2月17日(月)23時59分まで。応募資格は以下の通りです。

・コアとなるメンバーが18歳以上、日本在住の日本語話者であること
・バーティカルスライス (ゲームのコアとなる要素が確認できるデモゲーム)が動作すること(企画書のみは不可)
・パブリッシャーなどの企業とゲームの販売に関する契約書を交わしていない事(交渉中、は可能)
・週3-4時間程度のトレーニング(オンライン)に参加できること
・月2回のスプリント(開発進捗報告、オンライン)に参加できること
・英語能力不問、ただしプログラム内では、英語プレゼン(カンペ読み可)の訓練があります
・半年間オンラインのメンターセッションやトレーニングセッションに参加できること
※他インディーゲームプログラムとの同時参加可能ですが、上記のすべてのセッションに参加していただきます。

また、2025年1月17日(金)にiGiの内容説明、iGi卒業生・運営・メンターによるトークセッション、質疑応答、卒業生作品のデモ実機プレイなどが可能なオフライン説明会が、渋谷の「404 NOT FOUND」にて開催されます。

さらに、オフライン説明会に参加できない人に向けて、iGi第5期の説明動画もYouTubeで公開されています。

iGiの説明のほか、メンターと卒業生によるトークセッションも

iGi第5期への応募などは、公式サイトをご確認ください。

プレスリリース「iGi indie Game incubator」公式サイト

 

以下、プレスリリースからの引用です。


株式会社マーベラス(代表取締役社長:佐藤澄宣/所在地:東京都品川区)が主催する『iGi indie Game incubator(略称:iGi [イギ])』は、12月17日より第5期生の募集を開始いたしました。また、『iGi』は第5期の開始にあたって、より多くのインディーゲームクリエイターに『iGi』のプログラム内容をご理解いただくために、メンターや卒業生との対談を含む説明動画の公開や、オフライン説明会を開催することも決定いたしました。(本ページ下部に詳細を記載。)

『iGi』は、日本のインディーゲーム育成プロジェクトのパイオニアとして2021年2月に発足いたしました。マーベラスが主催し、プログラム構築協力でスペイン・バルセロナの「GameBCN」と提携を行い、プログラム運営には株式会社ヘッドハイ、ルーディムス株式会社の2社の協力のもと、これまで4期に渡って採択された計22組のゲームクリエイターの支援を行ってまいりました。国内外の協賛協力パートナーは21社・2団体に及び、インディーゲームの活動に関わる25名以上のメンター(各分野の専門家)陣が支援を担当する、クリエイターファーストのエコシステム構築を目指す無償のプログラムです。

全体で約400時間に及ぶメンタリング等を実施し、より良い条件のパブリッシャー契約を獲得するためのプレゼン方法、デモゲームのブラッシュアップ、ゲーム開発者・チームとして事業を行っていくためのノウハウ等を提供いたします。

第4期では、今年7月に京都で開催された日本最大級のインディーゲームの祭典である「Bit Summit Drift」において、『iGi』第4期生の採択作品である『MotionRec』が「ゲーム・デザイン最優秀賞」にノミネートされ、第2期生の採択作品『SONOKUNI』が「オーディオ・デザイン最優秀賞」 「Video Games Chronicle賞」をW受賞。さらに「東京ゲームショウ2024」では「Selected Indie 80」(応募のあった973作品から約80作品が選出され、無料出展できる主催者企画)に『iGi』卒業生からも4組が選出されました。その中で第1期生のNao Gamesによる『Last Standing』はSOWNファイナリストにも選ばれ、新旧を問わず『iGi』の採択チームが多くの注目を浴びました。

また、今年は経済産業省が主催し株式会社読売広告社(代表取締役社長:菊地 英之/所在地:東京都港区)が事務局として実施するデジタル等クリエイター人材創出事業『創風』における「ゲーム事業」部門の運営者として『iGi』が参画し、『iGi』第4期生および『創風』採択者と合同で「東京ゲームショウ2024」に出展しました。

「Bit Summit Drift」と「東京ゲームショウ2024」におけるブースへの合計来訪者数は約1.3万人にのぼったほか、メディア関係者による取材が24件行われ、多くの方に『iGi』への関心をお寄せ頂きました。


■『iGi』第5期募集概要

【応募資格】
・コアとなるメンバーが18歳以上、日本在住の日本語話者であること
・バーティカルスライス (ゲームのコアとなる要素が確認できるデモゲーム)が動作すること(企画書のみは不可)
・パブリッシャーなどの企業とゲームの販売に関する契約書を交わしていない事(交渉中、は可能)
・週3-4時間程度のトレーニング(オンライン)に参加できること
・月2回のスプリント(開発進捗報告、オンライン)に参加できること
・英語能力不問、ただしプログラム内では、英語プレゼン(カンペ読み可)の訓練があります
・半年間オンラインのメンターセッションやトレーニングセッションに参加できること
※他インディーゲームプログラムとの同時参加可能ですが、上記のすべてのセッションに参加していただきます。

【応募期間】
2024年12月17日(火)~2025年2月17日(月)
【応募方法】
『iGi』公式HPより
https://igi.dev/


■『iGi』説明会オフライン開催に関して

【内容】
・『iGi』で学ぶインディーゲーム開発に関して
・『iGi』卒業生・運営・メンターによるインディーゲーム開発に関するトークセッション
・質疑応答
・卒業生作品のデモ実機プレイ

【説明会概要】
日時:2025年1月17日(金) 18:00~19:30 ※入場開始17:45
場所:404 NOT FOUND | 404 PARK(SHIBUYA SAKURA STAGE)※オフライン開催
住所:東京都渋谷区桜丘町1-4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F
アクセス:https://www.shibuya-sakura-stage.com/access/train/#cnt1
予約フォーム:https://form.marv.jp/m/igi5th_seminar0117

※要予約
※参加費無料

■説明動画に関して

オフライン説明会の日程が合わない方や、遠方でお越しいただく事が難しい方のために、説明動画を別途ご用意いたしました。よろしければご覧ください。

【内容】
・『iGi』の概要
・卒業生・運営・メンターによるQ&Aトークセッション

【視聴URL】
https://youtu.be/aIevspkt9Yk


[『iGi』につきまして]

『iGi indie Game incubator』は、日本初の※インディーゲームのためのインキュベーションプログラムです。
■プログラム名称:『iGi indie Game incubator(略称:iGi [イギ])』
■主催:株式会社マーベラス
■プログラム構築協力:GameBCN(スペイン・バルセロナ)
■プログラム運営協力:株式会社ヘッドハイ、ルーディムス株式会社
※プログラム実施内容及び募集要項等につきましては、以下公式サイトをご参照ください。

iGi 公式サイト

[お問い合わせ]
『iGi indie Game incubator』 運営事務局 info@igi.dev

(※)当社調べ
・調査月日:2021年2月15日
・日本国内における「インディーゲームインキュベーションプログラム」として

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