フォートナイトとUEFNがv33.00にアップデート。経験値によるレベルアップや独自通貨をVerseなしで実装できるようになった

2024年12月1日（日）、Epic Gamesはフォートナイトをv33.00にアップデートしました。

それに伴い、クリエイティブやUnreal Editor For Fortnite（以下、UEFN）においても、さまざまな変更が加えられました。

A new chapter has arrived! Check out what’s new in v33.00:

🔗 Deep Linking for Fortnite Islands on PC & Android
📈 Stat Management devices
📱 LEGO Assembly device
🚗 Vehicle Mod Box Spawner
🔥 CH6 Weapons & Items

Read more: https://t.co/f4yWm7uB5d pic.twitter.com/imQYTzVPaR

— Fortnite Creators (@FNCreate) December 1, 2024

独自の統計データが作れるシステムが導入

「スコア」「撃破数」「与えたダメージ」など、プレイヤーやチームごとに値が記録される「統計データ」（Stat）を、開発者が独自に定義できるようになりました。

独自の統計データを扱うには、今回追加された3つの仕掛けを使用します。それぞれの仕掛けの機能は以下の通りです。

統計データに関する仕掛けは「Gameplay」フォルダに格納されている

「統計データクリエイター」でデータの名前や最大値などを指定する

追加した統計データは、スコアや撃破数などと同様に扱える

これにより、経験値によるレベルアップの仕組みや独自の通貨などを、Verseを使わずに実装できます。Verseを用いた実装と異なる点として、データの現在値を示すUIをウィジェットで作成できる点が挙げられます。

「統計データクリエイター」のオプションにより、データの現在値を示すUIをゲーム中に表示できる（画面左下）

島に直接アクセスできるディープリンクが発行されるようになった

公開された島にディープリンク（※）が発行されるようになりました。
※　特定のアプリケーションを起動し、指定されたコンテンツに直接アクセスできるリンク

ディープリンクにアクセスすると、自動的にフォートナイトが起動し、ロビー画面に移動します。ロビー画面では、リンクに対応した島が移動先に指定されており、「プレイ」を押すのみで島に入れるようになっています。

PCのWebブラウザからディープリンクにアクセスした状態。ポップアップから「EpicGamesLauncherを開く」をクリックすると、フォートナイトが起動する

起動したフォートナイトでは、すでに島が移動先として指定されている

島のディープリンクは、クリエイターポータル内のプロジェクトページから取得できます。

（画像はリリースノートから引用）

v33.00へのアップデート時点で、ディープリンクはPCとAndroidでのみ有効です。iOSについては、間もなく対応する予定とのことです。

そのほか、v33.00では「タイマーの仕掛け」のUIに独自のウィジェットが使えるようになるなどのアップデートが施されています。

ウィジェットから、タイマーの情報を取得できるようになっている

アップデートの詳細はリリースノートをご確認ください。