この記事の3行まとめ
マイクロソフトは、PCゲームの画面上にオーバーレイ表示できるWebブラウザの「Microsoft Edge Game Assist」プレビュー版のリリースを発表しました。
「Microsoft Edge Game Assist」は、Windows 11に組み込まれたオーバーレイ形式ユーティリティ「Game Bar」のウィジェットとして動作する、特別バージョンのMicrosoft Edgeです。通常版のMicrosoft Edgeとブラウザデータを共有しているため、ブックマークやCookieなどの情報を入力し直すことなく、必要な情報にアクセスしやすい設計がされています。
本機能が利用できるのは、Windows 11搭載かつ、Microsoft Edgeのベータ版「Microsoft Edge Beta 132」がインストールされているPC。また、Microsoft Edgeをデフォルトのブラウザに設定する必要もあります。
本機能は、Windows+Gキーによる「Game Bar」の起動とともに利用可能。ピンで留める機能も有し、「Game Bar」を閉じてもウィジェットをゲーム画面上に表示し続けることが可能。これにより、攻略情報などを表示したままゲームをプレイできます。
ほかにも、プレイ中のゲームを自動で認識し、そのゲームのヒントやガイドを表示する機能や(※)、任意のWebサイトをブックマークできるサイドバーなど、多くの機能が実装されています。
※ 初期のプレビュー版では、ヒントやガイドは英語のみ
記事執筆時点で、自動認識およびヒントやガイドの表示に対応したゲームは以下の通り。
なお、「一定時間使用されていない場合、ウィジェットが自動で閉じてしまう」「リンクや画像などの右クリックに対応していない」といった既知の問題が報告されています。
マイクロソフトは、UX向上のためにフィードバックを寄せてほしいと述べています。
その他の詳細は、こちらをご確認ください。
Introducing Microsoft Edge Game Assist (Preview)—a seamless, full-featured in-game browser