この記事の3行まとめ
2024年6月22日(土)、Epic Gamesはフォートナイトをv30.20にアップデートしました。
それに伴い、クリエイティブやUnreal Editor For Fortnite(以下、UEFN)においても、さまざまな変更が加えられました。
Get ready to enter the Nitrodrome in v30.20!
🔥 Nitro Hoop device
💥Nitrodrome Prefabs & Galleries
🏎️ New and updated Templates
Read more: https://t.co/Wa23lmxB2r
— Fortnite Creators (@FNCreate) June 22, 2024
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公開した島の閲覧数を確認できる「分析」タブ
クリエイターポータルにて、公開済の各プロジェクトのページに「分析」タブが追加されました。ディスカバリーやブラウズなどで自作の島が閲覧された回数(インプレッション)を確認できます。
インプレッション以外の指標も、近日中に追加される予定とのこと。
3Dモデル作成フレームワーク「MetaHuman」を活用した2種類のテンプレートが公開
3Dモデル作成フレームワーク「MetaHuman」をUEFNで活用した2種類のテンプレート「Talisman Environment Template」「Talisman MetaHuman Template」が公開されました。
同テンプレートは、「Game Developers Conference 2024」において、Epic Gamesによる基調講演「State of Unreal」で披露したデモ「The Talisman」をもとに作成されています。
Talisman Environment Templateでは、The Talismanで登場した宇宙船の内部を探索できます。また、テンプレートで使用されているアセットは、コンテンツブラウザの「AssetArtGallery」に格納されています。
Talisman MetaHuman Templateには、The Talismanで登場したMetaHuman製の人型キャラクター「Captain Roux」が含まれており、フォトリアルなモデルの造形や、クロスシミュレーションツール「Marvelous Designer」で作られた衣装の動きを確認できます。
また、MetaHumanのUEFNへの導入に際し、テクスチャの圧縮や、LODの調整、アニメーションのパフォーマンス向上といった最適化の手法が公式ドキュメントで紹介されています。
そのほか、Verseで作成した構造体のメモリが過剰にカウントする、プレイヤー情報や姿をホログラムで表示する仕掛け「Player Reference Devices(プレイヤー参照)」がプレイヤーモデルの読み込みに失敗する、といった不具合の修正や複数のアップデートが施されています。
また、UEFNのクリエイターを対象に、Marvelous Designerを無料で1年間利用できるライセンスの提供が開始しています。ライセンスの申請締切は日本時間8月26日(月)6時まで。
v30.20の詳細は、リリースノートをご確認ください。
フォートナイト エコシステム V30.2030.20 Fortnite Ecosystem Updates and Release Notes