フォートナイトとUEFNがv30.00へ大規模アップデート。使用できるフォートナイトキャラクターが800以上になったほか、UEFNのプロファイル機能などが追加に

フォートナイトとUEFNがv30.00へ大規模アップデート。使用できるフォートナイトキャラクターが800以上になったほか、UEFNのプロファイル機能などが追加に

2024.05.27
ニュースクリエイティブモードフォートナイトUEFN
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • フォートナイトがv30.00にアップデート
  • 使用できるキャラクターの拡張に加え、シーケンサー作成に役立つTake Recorder機能やプロファイルに関する機能も追加
  • そのほかにもアイテム種別の変更やVerseの更新など、広範囲に渡るアップデートがされている

2024年5月24日(金)、Epic Gamesはフォートナイトをv30.00にアップデートしました。

今回はシーズン3への大規模アップデートということもあり、クリエイティブやUnreal Editor For Fortnite(以下、UEFN)においても、さまざまな変更が加えられています。

使用可能なフォートナイトキャラクターが800種類以上に拡張

NPCスポーナー、キャラクターの仕掛け、ダンスマネキンの仕掛けなどのキャラクターを選択可能な仕掛けがアップデートされ、800種類以上のフォートナイトキャラクターが選択可能になりました。

追加されたキャラクター達はフォートナイトクリエイティブとUEFN、どちらからでも利用することができます。また、クリエイティブではキャラクターアイコンピッカー機能が追加され、キャラクターの選択を素早く行えるようになりました。

さまざまなオブジェクトの動きを録画できるTake RecorderがUEFNに対応

アンリアルエンジン上でオブジェクトの動きをシーケンサー上に「録画」するTake Recorder機能がUEFNに追加されました。LiveLink機能を経由したモーションキャプチャーデータからのアニメーション録画やシーケンサーでの録画データの編集、複数のテイク作成などが行えます。

(画像はリリースノートより引用)

パフォーマンス測定・改善に役立つ空間プロファイラがUEFNに導入

UEFNには、プロファイリングに関する機能が新しく実装されました。空間プロファイラは空間上でサンプリングした情報を2Dヒートマップとして保存、視覚化できるプロファイル機能です。

現在はアクタカウントゲームの更新時間レンダリング時間メモリ使用量などをプロファイリングすることができ、ゲームパフォーマンスの調査や改善などに役立てることができます。

空間プロファイラについては専用のドキュメントも公開されている(画像はリリースノートより引用)

このほかにもクリエイターポータルで審査提出した島をキャンセルできる機能アイテム種別の名称変更Verseのアップデートなどさまざまなアップデートがされています。

アップデートの詳細は、リリースノートをご確認ください。

フォートナイト エコシステム V30.0030.00 フォートナイト エコシステム アップデートおよびリリースノート

関連記事

フォートナイトとUEFNがv36.00にアップデート。Scene Graphがベータ版へ移行し、同機能を使った島のリリースが解禁
2025.06.09
UE・UEFNでY-Up座標系への変更が決定。UEFNでは6/7から適用、UEはUE5~6にかけて段階的に移行される
2025.06.06
「State of Unreal 2025」フォートナイト クリエイター向けの発表まとめ
2025.06.04
UEFNの初心者向け公式チュートリアル動画シリーズ、新たに2本の動画が公開。UEFNでNiagaraを使う方法や、環境光の設定について解説
2025.05.12
フォートナイトとUEFNがv34.00にアップデート。デバッグ用のテストプレイヤーをスポーンさせる機能が追加
2025.02.25
フォートナイト クリエイティブ・UEFNのロードマップ2025年版が公開。オリジナルの武器を自作できる機能や、スキルベースマッチメイキングなどが導入予定
2025.01.31

注目記事ランキング

2025.06.24 - 2025.07.01
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)
ヘッドマウントディスプレイ Head Mounted Displayの略称。頭部に装着するディスプレイ装置の総称で、ゴーグルやメガネを模した形状が多い。Meta QuestやHTC Vive、PlayStaion VRなどの没入型と、HoloLensやMagic Leapなどのシースルー型に大別される。左右の目に対してわずかに異なる映像を描画することで、視差効果を利用した立体的な表現を可能にする。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!