この記事の3行まとめ
2024年4月9日(火)、Epic Gamesはフォートナイトをv29.20にアップデートしました。
それに伴い、クリエイティブやUnreal Editor For Fortnite(以下、UEFN)においても、さまざまな変更が加えられました。
Time to dive into v29.20! Check out what's new:
🎶 Updates to Patchwork
📱 Device Updates
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— Fortnite Creators (@FNCreate) April 9, 2024
「操作: 三人称視点」使用時にプレイヤーの向きを操作できるように
「操作: 三人称視点」に、視点移動入力でプレイヤーキャラクターの向きを操作できるオプションが追加されています。
「操作: 三人称視点」は、プレイヤーカメラの挙動を変更する「カメラ: 固定角度」や「カメラ: 定点」などと併用し、プレイヤーキャラクターの制御方法を上書きする仕掛けです。
従来の「操作: 三人称視点」では、プレイヤーキャラクターは移動方向を向くように制御され、攻撃の方向を自由に操作できませんでした。
このたび新たに追加されたオプション「Twin Stick」を設定すると、ゲームパッドでは右スティックを傾けた方向を、マウスでは画面上のマウスカーソルの方向を、プレイヤーキャラクターが向くようになります。
「Twin Stick」が追加されたことで、見下ろし視点などでもプレイヤーが狙った場所に銃を撃てるようになりました。
なお、同オプションはv29.10より実装されていましたが、今回のアップデートに伴い正式にアナウンスされました。
「破壊オブジェクト」がダメージ時のイベント送信に対応
ダメージによって破壊できるオブジェクトの仕掛け「破壊オブジェクト」がダメージを受けた時にイベントを送信するようになりました。なお、イベントを送信した後、オプション「ダメージイベントのクールダウン」に設定した秒数の間は再度ダメージを受けてもイベントを送信しません。
加えて、ダメージを受け付けるかどうかを動的に変更する、任意のスタティックメッシュを設定するなどの機能が「破壊オブジェクト」に追加されています。
Unreal Revision Controlにおけるランドスケープのバージョン管理が改善
UEFNで使用できるバージョン管理機能「Unreal Revision Control」の自動チェックアウト機能がアップデートされ、ランドスケープの自動チェックアウトに起因する問題が改善されました。
v29.20以降では、ランドスケープの一部を編集した場合、編集した部分のみがチェックアウトされます。そのため、複数の開発者が同時にランドスケープを編集できます。
そのほかにも、v29.20では「クラスセレクター」や「バリアの仕掛け」などの既存の仕掛けに新機能が追加されるなどのアップデートが施されています。
アップデートの詳細は公式サイトおよびリリースノートをご確認ください。
フォートナイト エコシステム V29.2029.20 Release Notes