Unity上でFBXからインポートした3Dモデルを、参照を残したままPrefab化する方法を紹介。「COYOTE 3DCG STUDIO」の技術ブログで解説記事が公開

2024.03.04
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この記事の3行まとめ

  • クリーク・アンド・リバー社、UnityのFBX管理テクニックを紹介する記事を公開
  • FBXからインポートした3Dモデルを、参照を残したままPrefab化する方法を解説
  • Prefabに関する2つの機能、NestedPrefabとPrefabVariantを活用

クリーク・アンド・リバー社の「COYOTE 3DCG STUDIO」は、『【Unity】FBX管理をもっと楽に!NestedPrefabとPrefabVariantの活用法』と題する記事を、同スタジオの技術ブログにて公開しました。

(画像は公式ブログより引用)

ブログではまず、PrefabNestedPrefab、PrefabVariantについての解説があります。

NestedPrefabは、別のPrefabを含んだ(親子関係を持った)Prefabです。複数のNestedPrefabが同一のPrefabを子にしている場合、子のPrefabに変更を加えるとそれぞれのNestedPrefabに変更が適用されます

子のPrefabに加えた変更は親にも反映される(画像は公式ブログより引用)

PrefabVariantは、ベースとなるPrefabを継承し、一部に変更を加えた別のPrefabを作る機能です。ベースとなるPrefabに変更を加えると、継承したすべてのPrefabに変更が反映されるため、バリエーションを持たせた複数のPrefabを作成できます。

元のPrefabから赤い立方体を削除すると、PrefabVariantからも削除される(画像は公式ブログより引用)

公開された記事では、FBXからインポートした3Dモデルを、NestedPrefab、あるいはPrefabVariantを活用することで、FBXの更新が反映される状態でPrefab化する手法が紹介されています。

NestedPrefabを使う手法(左)とPrefabVariantを使う手法(右)(画像は公式ブログより引用)

同記事では、NestedPrefabを使う手法とPrefabVariantを使う手法について、それぞれの手順やメリット・デメリットなどについて解説しています。

詳細は、公式ブログをご確認ください。

『【Unity】FBX管理をもっと楽に!NestedPrefabとPrefabVariantの活用法』

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