「GitHub Copilot Chat」、組織・個人向け一般提供を開始。コードの疑問やチェックを、Visual Studioなどの開発環境内にてチャット形式でAIに質問できる

2024.01.10
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この記事の3行まとめ

  • GitHub、「GitHub Copilot Chat」の一般提供を開始
  • チャット形式で対話することで、プログラミングに関する支援を受けられる
  • Visual StudioとVisual Studio Codeに対応しており、日本語でも利用可能

GitHubは2023年12月29日(現地時間)、GPT-4を搭載した開発者向けAIアシスタント「GitHub Copilot Chat」の一般提供を開始したと発表しました。

Visual StudioVisual Studio CodeといったIDE(統合開発環境)にて利用可能で、日本語を含む自然言語に対応しています。本機能は、GitHub Copilotの有料プラン加入者であれば無料で利用できます。

GitHub Copilotは、OpenAIによる言語モデル「GPT」を使用し、さまざまなプログラミング作業をサポートするAIツールです。

今回一般提供が開始された「GitHub Copilot Chat」を導入すれば、開いているIDEからチャット形式で対話することで、コマンドの説明脆弱性のチェック、単体テストの記述など、開発者向けの支援をその場で受けることができるようになります。

YouTube動画『Copilot Chat in Visual Studio Code | GitHub Universe』。「GitHub Copilot Chat」利用例の紹介などが行われている

GitHub Copilot Chatの実用例として、コーディングに関する質問へのリアルタイム回答や、JavaとC#などプログラミング言語間のシームレスな翻訳などが挙げられています。

組織もしくは個人のGitHub Copilotプラン(有料)に加入すれば、追加料金なしでGitHub Copilot Chatが使用可能です。

詳しくは、GitHubブログやGitHub Copilot Chatについてのドキュメントをご確認ください。

GitHubブログ『GitHub Copilot Chat、組織と個人向けに一般提供(GA)開始』GitHub Docs『About GitHub Copilot Chat』

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