GameMakerが料金プランを変更、非営利目的では使用料が無料に。従来のクリエイター/インディープランはライセンス買い切りに変更

GameMakerが料金プランを変更、非営利目的では使用料が無料に。従来のクリエイター/インディープランはライセンス買い切りに変更

2023.11.22
ニュースGameMaker
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • GameMakerは、料金プランの変更を発表した
  • 非営利目的の場合、コンソールを除き全てのプラットフォームで使用料が無料に
  • 収益を得る場合は99.99ドルでライセンス買い切りのPROFESSIONALプランに、コンソール向けのENTERPRISEプランは変更なし

YoYo Gamesは2023年11月21日(現地時間)、2D向けゲームエンジン「GameMaker」における料金プランの変更を発表しました。

非営利目的の場合は、FREEプランを利用できます。このプランでは、コンソール(家庭用ゲーム機)を除いた全てのプラットフォームでの料金が無料になります。

CREATOR/INDIEという従来の商用プランは廃止され、PROFESSIONALプランに統合されました。価格は99.99ドルで、従来のサブスクリプション形式とは違い、一度のライセンス購入で永久に利用可能な買い切り形式となっています。

コンソール向けにゲームをエクスポートするためのENTERPRISEプランに変更はなく、従来と同じ月額79.99ドル(もしくは年間799.99ドル)のサブスクリプション形式で利用可能です。

GameMakerを用いて制作されたゲームの例(画像は公式ページより引用)

また、Opera GXブラウザやWindowsに直接表示できるアニメーションライブ壁紙の作成もできるようになったほか、GameMakerのアセットバンドルが無料化され、誰でも使用可能になりました。

これまでサブスクリプションを継続していた利用者は、PROFESSIONALプランに切り替える際にこれまで支払った金額に応じて価格が割引される可能性があります。

詳しい情報は、公式ページFAQをご確認ください。

GameMakerニュース『GAMEMAKER IS GROWING, CELEBRATE WITH MORE FREE OPTIONS THIS THANKSGIVING』Pricing/Terms Change FAQ

関連記事

2D向けゲームエンジン「GameMaker」が2024.13にアップデート。UIのサイズやレイアウトを調整できる「UI Layer」が実装されたほか、SVG形式が正式にサポート
2025.04.09
各ゲームエンジンの「Nintendo Switch 2」対応情報まとめ
2025.04.03
GameMakerの縦スクロール形式のシューティングテンプレート『SCROLLING SHMUP』が公開。カスタマイズしてオリジナルゲームに変更可能
2025.01.10
2024年アドベントカレンダーから、ゲームメーカーズ編集部が注目した14記事を一挙紹介!
2024.12.26
2D向けゲームエンジン「GameMaker」が2024.11にアップデート。Web向けエクスポート機能の拡張に加え、新たなコードエディターが月次リリースに導入
2024.12.18
レーザーやスラスター、爆発などのアニメーションを収録。GameMaker向け無料アセットバンドル『Space Rocks HD』が公開
2024.12.04

注目記事ランキング

2025.04.14 - 2025.04.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!