サイバーエージェント、最大68億パラメータの「日本語」LLMを公開。商用利用も可能

2023.05.17
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • サイバーエージェント、最大68億パラメータの日本語LLMを公開
  • オープンな日本語データで学習されており、商用利用が可能
  • 5月11日の発表では、130億パラメータまでの開発が完了しているとのこと

2023年5月17日、サイバーエージェントは最大68億パラメータの日本語LLM大規模言語モデル)の公開を発表しました。

今回公開されたモデルは、WikipediaおよびCommon Crawlなどのオープンな日本語データを学習したもので、商用利用が可能なCC BY-SA 4.0ライセンスで提供されています。同モデルは、Hugging Faceにて公開されています。

(画像はニュースリリースより引用)

サイバーエージェントは、同月11日に独自の日本語LLMを開発していることを発表していました。自社保有の日本語データをもとに開発したLLMは、すでに130億パラメータまでの開発が完了。AIを活用した広告クリエイティブ制作領域のサービスにおいて、活用を始めているとのこと。

(画像はニュースリリースより引用)

今後は、「NVIDIA DGX H100」を使用した国内最大規模のLLM開発などを予定していると発表しています。詳細は、こちらをご確認ください。

サイバーエージェント、最大68億パラメータの日本語LLM(大規模言語モデル)を一般公開 ―オープンなデータで学習した商用利用可能なモデルを提供―|サイバーエージェント 公式サイトサイバーエージェント、独自の日本語LLM(大規模言語モデル)を開発 ―自然な日本語の文章生成を実現―|サイバーエージェント 公式サイトCyberAgent|Hugging Face

関連記事

3Dモデルの軽量化ノウハウ集をCOYOTE 3DCG STUDIOが公開。リダクションに役立つMayaの機能一覧も紹介
2025.04.01
Microsoft、オープンソースのWebレンダリングエンジン「Babylon.js」を「8.0」にアップデート。ノードベースでレンダリングパイプラインを構築できる機能がアルファ版として導入
2025.04.01
Razer、UEやUnityに対応したゲーム開発SDK「WYVRN」を発表。QAを効率化するAIツールやハプティクス技術などを統合
2025.04.01
「NVIDIA アプリ」がアップデート。AIによるアシスタント機能「Project G-Assist」で、ゲーム設定の調整やパフォーマンスの分析などをサポート
2025.04.01
音楽制作にまつわるテクノロジーの隆盛や、多彩な音楽表現について論じる書籍『音楽制作 – プログラミング・数理・アート –』、コロナ社より4/8(火)に発売
2025.04.01
地形生成アルゴリズムや疑似乱数など、ゲーム開発における数学の活用事例を解説した書籍『数学がゲームを動かす!』、日本評論社が2025年4月下旬に発売
2025.03.31

注目記事ランキング

2025.03.26 - 2025.04.02
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローカル座標
ローカルザヒョウ 各オブジェクトの原点を基点とした座標系における、特定の一点を示した座標。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!