ついに本日発売!Unity上で動く「RPGツクール」シリーズ新作『RPG Maker Unite』、Unity Asset Storeに登場

2023.05.08
ニュースUnityUnityアセットストア
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 「RPGツクール」シリーズ最新作『RPG Maker Unite』が5月8日に発売
  • Unity Asset Storeにて109.99ドル(税込)で販売。期間限定で10%オフ
  • 同ストアでの購入特典として、2つのダウンロードコンテンツが提供される

2023年5月8日、Gotcha Gotcha Gamesは『RPG Maker Unite』をUnity Asset Storeにて販売を開始しました。

RPG Maker Unite』は、RPG制作ツール「RPG Maker(RPGツクール)」シリーズの最新作です。本作は初のUnity上で動作するRPG Makerであり、Unity由来の機能を使用できるようになりました。

ノーコードでRPGのイベントを再現

キャラクターアニメーションを自由に設定できる

本作は延期の末に4月27日(木)に発売される予定でしたが、Unity Asset Store上の不具合により再び延期され、このたび5月8日(月)に発売されました。

販売プラットフォームはUnity Asset Store。同ストアでの価格は109.99ドル(税込)ですが、期間限定で10%オフの98.99ドル(税込)で購入できます。

なお、Steam版が後日リリースされる予定です。その際、改めて日本円価格が告知されるとのこと。

Unity Asset Storeでの購入特典や、日本時間5月22日(月)23時59分までに購入した方が対象の早期購入特典も用意されています。

DLCアセット「モブキャラクターセット」。フォームにて事前登録のうえ、5月22日23時59分までに購入すると入手できる

DLCアセット「MZキャラクターパック vol.1」。Unity Asset Storeで購入するとダウンロード可能

製品の詳細は公式サイトおよびSteamニュースハブを、今回の発表に関してはプレスリリースをご覧ください。

Unity Asset Store『RPG Maker Unite』プレスリリース

 

以下、プレスリリースからの引用です。

 


 

リアルタイム3Dプラットフォームの開発と成長で世界をリードするユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:大前広樹、以下 当社)は、株式会社KADOKAWAの子会社である株式会社Gotcha Gotcha Games(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:成田 聖)が開発するPC・ゲーム機向けRPGゲーム制作ソフトRPG Maker (旧:RPGツクール)の新作、『RPG Maker Unite』をUnity Asset Storeにて販売開始したことをお知らせいたします。

『RPG Maker』はこれまで30年以上に渡り『RPGツクール』の名称で愛されてきたコンストラクションツールのシリーズであり、プログラムの知識がなくてもクリエイターが思い描く世界をRPGで表現できることで人気を博してまいりました。その人気は日本にとどまらず世界中に広がっており、シリーズ累計100万本以上の実績を誇ります。また、同シリーズでは音楽や画像素材のダウンロードコンテンツ販売も展開しており、未経験者でもゲームを作る楽しさを体験できるように配慮されています。

このたび発売される『RPG Maker Unite』は、Unity Verified Solution Partner(Unity 検証済みソリューションパートナー)プログラムの認定を受け、Unityとの互換性、品質担保などを当社とともに実現した製品になります。同シリーズの魅力をそのままに、Unityが持つマルチプラットフォーム対応やC#による拡張性を備えた、画期的なコンストラクションツールとなっております。

『RPG Maker Unite』概要

Unity上で動く、シリーズの変革を目指すRPG Maker(RPGツクール)の最新作!『RPG Maker Unite』は、これまでの「ツクール」シリーズと同様、ノーコードでゲーム制作が可能! 「プログラミングが分からない」という方も簡単にゲームクリエイターに!

また、Unityのモバイルアプリへのネイティブ出力対応によって、『RPG Maker Unite』で制作されたゲームは、より手軽に多くのプレイヤーに楽しんでもらえることが可能になりました!

「ゲーム開発へのハードルを下げることにより、より多くの方々がゲーム開発者になる夢を実現する手助けをしたい」という想いを形にしたのが『RPG Maker Unite』です。Unity Asset Storeで$99.99(税抜)で発売されます。

Unity Asset Store購入特典について

『RPG Maker Unite』 Unity Asset Storeページ:
https://assetstore.unity.com/packages/slug/253689

モブキャラクターセット

下記のフォームに登録してくださった方で、日本時間5月22日23:59までにお買い上げの方には、無料のDLCアセット「モブキャラクターセット」が早期購入特典として無料でダウンロードすることができます。ご登録してくださった方はお見逃しなく!

https://create.unity.com/rpg-maker-unite

(※早期購入特典は通常販売の予定もございます。)

MZキャラクターパック vol.1

Unity Asset StoreでRPG Maker Uniteをご購入されたお客様全員に、DLCアセット「MZキャラクターパック vol.1」を無料アップグレードとしてダウンロードすることができます。

『RPG Maker Unite』の特長:

ノーコードでRPG制作!

プリセットのコマンドと変数を組み合わせることで、RPGの様々なイベントをノーコードで再現することができます。

RPG Makerシリーズ初のフルHD解像度へのネイティブ対応!

高解像対応により、シャープで色鮮やかなマップ表現が可能となり、戦闘グラフィックも細かな表現などがよりプレイヤーに伝わりやすくなりました。

ゲーム全体を俯瞰できる「アウトラインエディター」と「スイッチライン」を初搭載!

ゲームのストーリー進行部分とイベントの繋がりを図形化(アウトライン化)して管理できるようにするための制作支援機能になります。

箱庭ゲームのように建物を配置する「大型パーツ」を初搭載!

家やお城といった建物やオブジェクトをひとつのパーツとして設定でき、箱庭ゲームのような感覚でマップを作成可能に!

「オートガイド」機能でバランス調整例をシステムが自動算出!

最大レベル、想定クリアレべル、経験値の上限、HP上限を入力すると、敵キャラクターのHP、攻撃力や装備などのステータス調整例をボタン一つで算出可能です!

キャラクターアニメーションが大幅強化!パターン数が可変で表現力アップ!

『RPG Maker Unite』では画像最大サイズ (1024 x 1024)内にさえ収まれば、従来のようなキャラクターパターン数の制限はありません。ユーザーがコマ数や演出パターンを自由に設定することが可能です。

スマートフォンへのビルドが、RPG Makerシリーズ史上最も簡単に!

Unityエディターのビルド機能を利用するため、スマートフォンへの出力プロセスが今までになかったほど便利になります!

豊富なデジタルアセット

村や街、火山や雪原、ダンジョンや城、モンスターやNPC、BGMやSE等、ゲームを作るための様々なデジタルアセットを同梱しています。

構築済みの汎用データベース

アイテム、魔法、スキル、キャラクター、モンスターなど汎用的なデータベースがプリセットデータとして登録されています。プリセットデータを元にカスタマイズしていくだけで、自分だけのRPGを作り上げることができます。

C#によるユーザー改修が可能!

改修方法には、ソースコードを書き換えない「アドオン」方式と、Unityエディター経由した「ソースコード改修」方式の2種類があり、ユーザーの知識レベルや目的に合わせて柔軟に対応可能です。

商品概要:

タイトル名 RPG Maker Unite
対応OS Windows / macOS
販売ストア Unity Asset Store
https://assetstore.unity.com/packages/slug/253689
Steam(2023年内、後日発売)https://store.steampowered.com/app/1650950/RPG_Maker_Unite/
システム要件 ※64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要

Windows

最低:
OS: Windows® 10 (64bit)以上
プロセッサー: Intel Core i3-4340相当以上(2013年 第四世代)
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: DirectX 10、11、12に対応したもの VRAM 2 GB以上
ストレージ: 30 GB 利用可能
追記事項: 解像度1920×1080 以上

macOS

最低:
OS: Mac OS 10.13以降
プロセッサー: Intel Core i3-4340相当以上(2013年 第四世代)
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: Metalに対応したもの VRAM 2 GB以上
ストレージ: 30 GB 利用可能

追記事項: 解像度1920×1080 以上

開発・販売 株式会社 Gotcha Gotcha Games
権利表記 ©2023 Gotcha Gotcha Games

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社について

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、あらゆる規模のコンテンツ制作者がビジョンを実現するためのプラットフォームとして世界的にリードする「Unity」の日本国内における販売、サポート、コミュニティ活動、研究開発、教育支援を行っています。ゲーム、建築、自動車、製造、映像制作など、さまざまな産業のクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。Unityのプラットフォームは、携帯電話、タブレット、PC、コンソールゲーム機、VR・ARデバイス向けのリアルタイム2Dおよび3Dコンテンツを作成、実行、成長させる開発サイクル全体を通じて、クリエイターをサポートします。詳細については、Unity.com/jaをご覧ください。

※Unityおよび関連の製品名はUnity Technologiesまたはその子会社の商標です。

関連記事

Unity 6の理解に役立つコンテンツを公式が続々発信。「Unite2024」の日本語吹き替え版動画や、「Unity Learn」のチュートリアルなど
2024.11.30
『あんさんぶるスターズ!!Music』MVをさまざまな端末で違和感なく表示する手法、Happy Elements カカリアスタジオが解説記事を公開
2024.11.27
2024ブラックフライデーセール情報まとめ。ゲーム開発に役立つ、Unity Asset StoreやAdobeなどの大幅値下げセール(随時更新)
2024.11.22
「Unite2024」講演の日本語訳動画、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが順次公開中。Unityのロードマップを紹介した講演など全6本が公開予定
2024.11.20
Unity 6のグラフィックスに関する学習リソースまとめ、Unity Technologiesが公開
2024.11.19
Unityアセットストアで300以上のアセットが50%オフ。2024年の「ブラックフライデーセール」、11/21(木)から開始
2024.11.19

注目記事ランキング

2024.11.27 - 2024.12.04
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
ローパスフィルター
  1. 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
  2. ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!