この記事の3行まとめ
- CRI・ミドルウェアがUnreal Engine 5に対応したCRIWAREの提供を開始
- CRIWAREはサウンド演出や映像演出などを提供するミドルウェア
- Unreal Engine 5固有の機能との連携をしやすくするアップデートも予定している
2022年4月26日、CRI・ミドルウェアは同社が提供するミドルウェア製品群CRIWAREについて、Unreal Engine 5(以下、UE5)に対応したものの提供開始を発表しました。
CRIWAREはサウンド演出や映像演出に関するミドルウェア製品群で、それらの演出のハードウェア間の最適化なども行います。Unreal Engine をはじめ、UnityやCocos2d-xなどのゲームエンジンや各種ゲームプラットフォームに対応しており、多数のタイトルでの採用実績があります。
発表によると、UE5固有の機能と連携をしやすくするアップデートも予定しているとのことです。
以下、ニュースリリースからの引用です。
株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見正雄、東証グロース市場:証券コード3698、以下「CRI」)は、本日2022年4月26日、Epic Games,Inc.が提供するリアルタイム3D制作ツール「Unreal Engine 5」(以下UE5)に対応した CRIWARE(シーアールアイウェア) の提供を開始いたしました
- ゲーム、映像、設計、メタバースなど、幅広い分野で活用されているUE5へ対応最新情報を動画で視聴するための映像配信アプリやゲームアプリに最適な技術
UE5は、最新ゲーム機向けのタイトル開発をはじめ、映像制作、建築や自動車設計、メタバース空間の構築などに採用されている、すべての業界を対象としたリアルタイム3Dコンテンツ制作ツールです。
CRIの持つ、あらゆるハードウェアへの最適化技術、およびサウンド・映像の開発技術をUE5に対応させることで、より没入感のあるコンテンツ制作が可能になります。
- CRIWAREの提供するサウンド技術を通じて様々なクリエイターが新たなユーザ体験を創造
UE5で制作された3Dコンテンツのビジュアル表現向上に合わせて、サウンド表現も様々な手法を取ることで、ユーザの体験を向上させることができます。ユーザ操作により変化するインタラクティブサウンド、UE5で作られた空間の中に実際にいるような没入感を生み出す立体音響など、CRIWAREを活用したクリエイターがUE5のコンテンツ制作に参画することで、ユーザの感情を揺さぶり、コンテンツの体験をさらに向上させることが可能です。
UE5固有の機能とも連携しやすくするアップデートを予定しており、UE5とCRIWAREを使うことで、ゲーム開発だけでなく、メタバースや映像制作などのあらゆる分野でより効率的かつ高品質なコンテンツ制作を促進できるよう、CRIの技術を提供してまいります