この記事の3行まとめ
- 2D画像から3D空間を自動的に構築するNeRFが約1,000倍高速化する「Instant NeRF」の発表
- NVIDIA Tensor コアを搭載したGPUで最速で実行可能
- バーチャル空間のアバター作成やシーン構築、ビデオ会議参加者の環境の3Dキャプチャなどに活用される見込み
NVIDIAは人工知能開発者カンファレンスGraphics Technology Conference(GTC)で、2D画像から3Dシーンを瞬時に作成する「Instant NeRF」の新たなテクノロジーを発表しました。
2D画像を3Dシーンへ変換するインバースレンダリングと呼ばれるプロセスは従来から研究が進んでおり、NVIDIA Reseachも「NeRF」と呼ばれるニューラルネットワークを活用した技術を提唱していました。
今回発表された「Instant NeRF」は、超高速ニューラルネットワーク トレーニングと高速レンダリングを組み合わせたモデルで、従来手法の1,000倍以上のスピードでシーン構築を行うことが可能になっています。
2D写真を数10ミリ秒以内に3Dシーンを変換
NVIDIA Reseachによる最新の研究成果は、同社 CEO Jensen Huang氏のGTC基調講演でも語られています。
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