この記事の3行まとめ
- Rustで記述されたゲームエンジン「Fyrox」、バージョン1.0にアップデート
- 初の安定版となる本リリースでは、RBRレンダリングパイプラインの強化などが施された
- MITライセンスのもとオープンソースとして提供されている
2026年3月24日(現地時間)、オープンソースのRust製ゲームエンジン「Fyrox」がバージョン1.0にアップデートされたことが発表されました。
ソースコードはMITライセンスのもと、GitHubで公開されています。
(画像は公式サイトより引用)
「Fyrox」は、オブジェクト指向に基づき構築されているRust製ゲームエンジン。2D/3Dの両方に対応しており、大規模なオープンワールドを除く多様なゲームジャンルをカバーできるとしています。
Rustベースのゲームエンジンは複数存在する中、「Fyrox」はエディターを搭載していることが特徴として挙げられ、誰にでも扱いやすく新規参入のハードルが低いことなどを設計理念に掲げています。
かつては「rg3d」という名称でしたが、2D非対応という誤認の防止や可読性向上などを目的に、2022年に「Fyrox」へと改名されました。
(画像は公式ドキュメントより引用)
7年間にわたる開発期間を経て、このたび初の安定版としてリリースされた同エンジン。
PBRレンダリングパイプラインが強化され、イメージベースドライティング(IBL)や環境マッピング、Reflection Probe(※)をサポート。なお次期バージョンの2.0でグローバルイルミネーションの実装を予定しています。
※ リフレクションプローブ。あらかじめキューブマップを保存して反射表現に利用する仕組みのこと
また、エディター上でカメラ映像のプレビューとして使用できるレンダリングターゲットなどが追加されたほか、ライトマップやアニメーションエディタの改善など、さまざまなアップデートが実施されました。
公式サイトのブログ記事では、正式版に先駆けて公開されたリリース候補版(RC1 / RC2)におけるアップデート内容と、正式リリース時に更新された内容がそれぞれまとめられています。
PBRレンダリングの効果を紹介するイメージ画像(画像は公式サイトのブログ記事より引用)
「Fyrox」の詳細は公式サイトやGitHubリポジトリ、公式ドキュメントをご確認ください。
「Fyrox」公式サイト「Fyrox」GitHubリポジトリ「Fyrox」公式ドキュメント